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【上に立つ人は「 読む人」】5085
チャーリー・ジョーンズ氏の心に響く言葉より…
わたしが知っている名言のひとつに、「出会った人と読んだ本を別にすると、きょうの自分も、五年後の自分もまったく同じ」というものがある。
これはまぎれもない真実だろう。
何年か前に、ある人から『目覚めて生きよ(“Wake up and Live”)』という本をもらった。
これは、まったくすごい本だ。
この本がすぐれているのは、いかに成功するかを熱っぽく語っているところ。
失敗の原因とは何か。
不安、恐怖、不確実性、自信のなさ、利己主義、嫉妬、恩知らず、いらだち、混乱......わたしはこれまで、そういうものを、身につけようと努めたことはない。
この手の資質には、生まれつき恵まれているからだ。
それでは、現実に生き、成長するためには、何が必要か?
勇気、熱意、深い知識、誠意、忠誠、感謝の念、無欲......そもそもわたしには、成功するのに必要なものが欠けている。
もちろん、そういう資質を持っているような芝居はできるけれど、役者になろうとすると、思わぬところで足もとをすくわれる。
わたしは失敗者にも役者にもなりたくない。
だが、ひとりではどうにもならない。
これまでにも、数々の書物に助けを借りてきた。
そのおかげで、ものごとについて考えることができたうえに、本を読まなければ思いつきもしなかったすばらしい考えをひねり 出すこともできた。
ある本の内容が、わたしが思い込んでいたのとは正反対の、すばらしい真実に満ちているのに気づき、興奮したこともある。
最初の本を読んだあと、その本に関連する本を次々に探し出して、最初に驚かされたすばらしい洞察力の多くが、すでに五十年、百年も前に書かれていたことにも気づいた。
わたしはどっさり本を買い込んで、オフィスに訪ねてきた人には誰にでも進呈し、そのなかのすぐれたアイデアをみんなに伝え始めた。
読みたがらない相手にも、とにかく一冊は渡した。
いつか読んだときに刺激を受けること、また、その刺激が、トラックいっぱいの薬よりも役に立つことがわかっていたからだ。
数々の本が、わたしの人生だけでなく、わたしの友人や同僚の人生も変え始めた。
それから、自分の人生にとっていちばん大事な人たちを見過ごしていたのに気づいた。
わたしの家族たちだ。
長男のジェアはそのとき十四歳。
まさに今どきのティーンエイジャーそのものだった。
まちがったことは何もしない。
正しいことも何もしない。
とにかく、何もしたことがないのだ。
いや、スポーツには、いたずらに時間を費やしていた。
優等生名簿に名を連ねたこともある。
ところが、活気とか熱意という点では、死んでいるのと同じ。
どうやら、変革の時期が来たよう だ......。
多くの本から有益な教訓を得た自分の経験をふまえて、息子にも同じ道をたどらせようと決めた。
読むことを強制すれば、抵抗されるのは目に見えている。
そこで、ちょっとした作戦を練った。
ことわざにもあるとおり、馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。
わたしは、飼葉(かいば)に塩を混ぜて、のどが渇くように仕向けるつもりだった。
「ジェア、おまえもあと二年すれば、車を買いたいから協力してくれと言い出すだろうし、こちらもそのつもりでいる。
でも、金をやろうというんじゃないぞ。
こんなのはどうだ――おまえが一冊本を読むごとに、十ドル払おう。わたしが本を選んで、おまえがレポートを書く。
それで、自動車基金に十ドル入る。
きちんと読めれば、きちんと運転できる。
だめな読みかたをすれば、だめな運転しかできないだろうな」
すると息子は、 むさぼるように本を読み始めた!
初めに読ませたのは、デール・カーネギーの『人を動かす』。
次の日、二階から降りてきた息子は、大きな笑みを浮かべながら、「パパ、にっこ りすることと、握手することについてだけ書かれた章があったよ」と言い、わたしににっこり笑いかけた。
わずか十四歳で!
にっこり笑うことも、力強い握手を交わすことも学ばないまま、人生の大半を過ごしている人もいるというのに!
『「成功おじさん」の最優先ルール』PHP研究所
https://amzn.to/3ckcCS1
出口治明氏は、人生を豊かにしてくれる「3つの柱」があるといいます。
それが「人・本・旅」
「たくさんの人と会うこと」
「たくさんの本を読むこと」
「いつもと違うところに出かけること」
たくさんの人と会ったり、たくさんの本を読んだり、知らない場所に出かけていくことにより、思いもかけない偶然による出会いが起こったりします。
つまり、よき運がやってくる確率が高まるのです。
セレンディピティという素敵な偶然に出会うチャンスが増えるということです。
旅とは、国内や海外に旅行することだけでなく、講演会や、イベントなどに参加すること、気になる行ったことのない施設や場所、繁盛しているお店、ユニークで変わったお店や場所に行くことも含まれます。
つまり、新しいこと、興味深いことを好奇心のままに体験することです。
「出会った人と読んだ本を別にすると、きょうの自分も、五年後の自分もまったく同じ」
新しい人と一人も会うこともなく、本を一冊も読むこともなかったら、人生は現状維持どころか、退歩が始まります。
「読む人」でありたいと思います。
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チャーリー・ジョーンズ氏の心に響く言葉より…
わたしが知っている名言のひとつに、「出会った人と読んだ本を別にすると、きょうの自分も、五年後の自分もまったく同じ」というものがある。
これはまぎれもない真実だろう。
何年か前に、ある人から『目覚めて生きよ(“Wake up and Live”)』という本をもらった。
これは、まったくすごい本だ。
この本がすぐれているのは、いかに成功するかを熱っぽく語っているところ。
失敗の原因とは何か。
不安、恐怖、不確実性、自信のなさ、利己主義、嫉妬、恩知らず、いらだち、混乱......わたしはこれまで、そういうものを、身につけようと努めたことはない。
この手の資質には、生まれつき恵まれているからだ。
それでは、現実に生き、成長するためには、何が必要か?
勇気、熱意、深い知識、誠意、忠誠、感謝の念、無欲......そもそもわたしには、成功するのに必要なものが欠けている。
もちろん、そういう資質を持っているような芝居はできるけれど、役者になろうとすると、思わぬところで足もとをすくわれる。
わたしは失敗者にも役者にもなりたくない。
だが、ひとりではどうにもならない。
これまでにも、数々の書物に助けを借りてきた。
そのおかげで、ものごとについて考えることができたうえに、本を読まなければ思いつきもしなかったすばらしい考えをひねり 出すこともできた。
ある本の内容が、わたしが思い込んでいたのとは正反対の、すばらしい真実に満ちているのに気づき、興奮したこともある。
最初の本を読んだあと、その本に関連する本を次々に探し出して、最初に驚かされたすばらしい洞察力の多くが、すでに五十年、百年も前に書かれていたことにも気づいた。
わたしはどっさり本を買い込んで、オフィスに訪ねてきた人には誰にでも進呈し、そのなかのすぐれたアイデアをみんなに伝え始めた。
読みたがらない相手にも、とにかく一冊は渡した。
いつか読んだときに刺激を受けること、また、その刺激が、トラックいっぱいの薬よりも役に立つことがわかっていたからだ。
数々の本が、わたしの人生だけでなく、わたしの友人や同僚の人生も変え始めた。
それから、自分の人生にとっていちばん大事な人たちを見過ごしていたのに気づいた。
わたしの家族たちだ。
長男のジェアはそのとき十四歳。
まさに今どきのティーンエイジャーそのものだった。
まちがったことは何もしない。
正しいことも何もしない。
とにかく、何もしたことがないのだ。
いや、スポーツには、いたずらに時間を費やしていた。
優等生名簿に名を連ねたこともある。
ところが、活気とか熱意という点では、死んでいるのと同じ。
どうやら、変革の時期が来たよう だ......。
多くの本から有益な教訓を得た自分の経験をふまえて、息子にも同じ道をたどらせようと決めた。
読むことを強制すれば、抵抗されるのは目に見えている。
そこで、ちょっとした作戦を練った。
ことわざにもあるとおり、馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。
わたしは、飼葉(かいば)に塩を混ぜて、のどが渇くように仕向けるつもりだった。
「ジェア、おまえもあと二年すれば、車を買いたいから協力してくれと言い出すだろうし、こちらもそのつもりでいる。
でも、金をやろうというんじゃないぞ。
こんなのはどうだ――おまえが一冊本を読むごとに、十ドル払おう。わたしが本を選んで、おまえがレポートを書く。
それで、自動車基金に十ドル入る。
きちんと読めれば、きちんと運転できる。
だめな読みかたをすれば、だめな運転しかできないだろうな」
すると息子は、 むさぼるように本を読み始めた!
初めに読ませたのは、デール・カーネギーの『人を動かす』。
次の日、二階から降りてきた息子は、大きな笑みを浮かべながら、「パパ、にっこ りすることと、握手することについてだけ書かれた章があったよ」と言い、わたしににっこり笑いかけた。
わずか十四歳で!
にっこり笑うことも、力強い握手を交わすことも学ばないまま、人生の大半を過ごしている人もいるというのに!
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それが「人・本・旅」
「たくさんの人と会うこと」
「たくさんの本を読むこと」
「いつもと違うところに出かけること」
たくさんの人と会ったり、たくさんの本を読んだり、知らない場所に出かけていくことにより、思いもかけない偶然による出会いが起こったりします。
つまり、よき運がやってくる確率が高まるのです。
セレンディピティという素敵な偶然に出会うチャンスが増えるということです。
旅とは、国内や海外に旅行することだけでなく、講演会や、イベントなどに参加すること、気になる行ったことのない施設や場所、繁盛しているお店、ユニークで変わったお店や場所に行くことも含まれます。
つまり、新しいこと、興味深いことを好奇心のままに体験することです。
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