
【何のために人間学を学ぶのか】5487
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…
明末の儒者、呂新吾(りょしんご)にこういう言葉がある。
「学問の要訣(ようけつ)はただ八箇の字にあり。
徳性を涵養(かんよう)し、気質を変化す」
人が学ぶのは思いやりや誠実、勤勉、忍耐の心といった徳性というものを養い育て、悪い気質を良い気質に改めていくためだ、というのである。
私たちは人間性を練り、自らの人格を高め、深めていくために学ぶのだ。
人間学を学ぶ要訣はそこにある。
呂新吾はさらに言う。
「我を亡ぼす者は我なり。
人、自ら亡ぼさずんば、誰か能(よ)く之を亡ぼさん」
どういう人生を送るか。
すべては自分にある。
そして、自分の在り方は幼児を含め自分を取り巻くあらゆるものに良くも悪くも影響していく。
そのことをすべての成人は忘れてはならない。
『小さな人生論 5』致知出版社
https://amzn.to/48wMP1b
我々が人間学を学ばなければいけない理由は、この世にいる間に、少しでも自分を磨き、心を高め、人間性の向上を果たすため。
あの世に行くまでの間、自らの人間性を練り、人格を高め、深めていく。
小林正観さんは、魂を磨くための砥石は3つあるという。(宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣/宝島社)より
ひとつは「家族と家庭」。
結婚とは、「夫という名の砥石(といし)」「妻という名の砥石」を手に入れたということ。
なかなか思い通りにならない子どもも「砥石」。
次は「仕事」。
どんなときにも怒らない、イライラしないということを求められて魂は磨かれる。
最後に、「他のすべての人間関係、交友関係」。
日常生活のすべてが「“私”を磨くための砥石」なのだ。
自分を磨いてくれる砥石に感謝し…
生涯、人間学を学び続けたい。
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「学問の要訣(ようけつ)はただ八箇の字にあり。
徳性を涵養(かんよう)し、気質を変化す」
人が学ぶのは思いやりや誠実、勤勉、忍耐の心といった徳性というものを養い育て、悪い気質を良い気質に改めていくためだ、というのである。
私たちは人間性を練り、自らの人格を高め、深めていくために学ぶのだ。
人間学を学ぶ要訣はそこにある。
呂新吾はさらに言う。
「我を亡ぼす者は我なり。
人、自ら亡ぼさずんば、誰か能(よ)く之を亡ぼさん」
どういう人生を送るか。
すべては自分にある。
そして、自分の在り方は幼児を含め自分を取り巻くあらゆるものに良くも悪くも影響していく。
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我々が人間学を学ばなければいけない理由は、この世にいる間に、少しでも自分を磨き、心を高め、人間性の向上を果たすため。
あの世に行くまでの間、自らの人間性を練り、人格を高め、深めていく。
小林正観さんは、魂を磨くための砥石は3つあるという。(宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣/宝島社)より
ひとつは「家族と家庭」。
結婚とは、「夫という名の砥石(といし)」「妻という名の砥石」を手に入れたということ。
なかなか思い通りにならない子どもも「砥石」。
次は「仕事」。
どんなときにも怒らない、イライラしないということを求められて魂は磨かれる。
最後に、「他のすべての人間関係、交友関係」。
日常生活のすべてが「“私”を磨くための砥石」なのだ。
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