- 松永史談会 -

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永井潜「反逆の息子」

2013年08月25日 | 教養(Culture)
人間の作り出したものが息子であり、それが皮肉にも人間に対して負に作用する現象をさまざま例示した本だ。
永井といえばかつて「日本ファシズムと優生思想」の結節点に位置した人物だ。富士川游→和田はドイツ仕込みの優生学を第二次世界大戦以前に我が国に根付かせた張本人たち。




著者:永井が渡辺という人物の夫人に送った贈呈本。永井の筆跡がわかる興味深いものだ。


出版社は文化生活研究会。洛陽堂がなくなって永井は「医学と哲学」など主著をこちらの出版社=文化生活研究会から出すようになった。

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