

日曜日、今回は2人だけで亀山以西の関西線(JR西日本)に乗りに行くことにしました。
〈関西線は名古屋から亀山(電化)がJR東海、亀山からJR難波までがJR西日本の管轄です。そのうち亀山⇔加茂間が非電化区間です。加茂⇔JR難波間(電化)には、大和路線の愛称がつけられています〉
家を出発するとき、関駅10時17分発の加茂行き(237D→奇数は加茂行き)にしか乗れないのが分かっていたので、安濃→芸濃→関と地道を走ってコンビニへ寄ったり、ゆっくり行きました。
国道1号線に入るとまもなく関駅(駐車料金300円)があります。隣が道の駅「関宿」(駐車無料)でそこへ車を停めて駅に入りました。列車が来るまで時間があるので、どこの駅なら帰りの列車にあまり待たずに乗れるか聞いたら、「柘植駅で列車の交換があるが1分しかない。陸橋を渡らなあかんから無理」と教えてくれました。しかたなく隣の加太駅まで乗って、そこから帰りの列車に乗ることにしました。
関駅からは旧東海道関宿がすぐそこで、たくさんのハイカーらしきリュックを担いだ人が列車をまっていました。同じ列車に乗る人たちです。声をかけてみると、大阪から来て「加太駅で下りるのを話に夢中になって乗り越してしまった。ワンマン列車で2両めに乗って1番まえのドアの降車口まで間に合わなかった」と話してました。加太で下車し、山のほうへ歩いて行かれました。
そこでも20分くらい時間がありました。改札から入らず、ホームの端のほうから入って来た大きなかばんをもった若い人、ベンチに座ってバッグから爪切りを出して切り出すおばさん、同じ列車に乗ってきていっしょにここで折り返す、独り言を電話で話してるかのように話し続ける「撮り鉄」、私たちとこの3人が柘植から来た列車(230D→偶数は亀山行き)の乗客になりました。





関駅でたくさんの人が下車しました。「撮り鉄」が切符を持ち帰ることを運転手にたどたどしく話している間にも何人も何人も下車しました。運転手はその人たちに「切符見せてください」と必死に声をかけ確認していました。
私たちは「亀山まで乗る!」というので乗り越し、いったん改札で精算してから、関までまた切符を買って次の列車(239D)に乗りました。