「鉄友(てつとも)」のはるとくんと忍者列車に乗りに行きました。
今回は、まったくの行き当たりばったりです。
奥様と娘様が四日市近鉄へお買い物で、買い物付き合いの大っ嫌いなはるとくんと私は、大好きな「電車乗り」です。
私はJRや私鉄のローカル線や第三セクターの路線がのんびりして大好きなので、「忍者列車乗る?」とはるとくんに聞いてみました。それを聞いたのが、JR高茶屋駅から亀山駅に向かう単行(1両)のキハ11の車内です。ボックスシートの前に座っていたおばあさんも会話に入ってきました。「亀山まで乗って、紫の列車に乗って・・・」と。
でも、はるとくんは「近鉄に乗る!」と言うので津駅で下車しました。証明書を運転手さんに書いてもらい(ワンマンですから)降りました。JR紀勢線の運転手さん、車掌さんは、ほんとに若い人ばかりです。いっぱいすることがあって、若い人じゃないと務まりませんよね。
跨線橋を渡ると南向きのラッピング車(普通列車)が入ってくるのが見えました。すぐ乗り込みました。
中川駅では、売店でお菓子と飲み物を買って、一番西のホーム6番線出発の名張行き普通に乗り換えました。座ったのは当然、運転手さんの後ろです。はるとくんは来た方向に戻る感じで発車するので「何で」と言います。指を「ちょき」の形に開いて説明しました。
大阪線には東青山駅(四季の里という公園がまん前にあります)と西青山駅(峠道R165の横の駅です)の間に「新青山トンネル」という私鉄で一番長いトンネルがあります。それからしばらくすると伊賀神戸駅に到着です。北のホームから伊賀鉄道の忍者列車が出ます。ホームで上の2枚の写真を撮りました。
「行って戻ってくるのなら、フリー乗車券が得ですよ!」と駅員さんが教えてくれました。上野市駅までは列車が多いのですが、JR伊賀上野駅までは少ないようです。上野市駅で折り返すことにしました。大きい写真は上野市駅で撮りました。伊賀鉄道は近鉄伊賀線を引き継いだ近鉄の子会社ですが、写真のように今は旧東急の車両を全車(10両しかありません)ラッピングして運行しています。
街中はカーブカーブの連続でそのスピードといったら自転車より遅いくらいです。近鉄を定年になった運転手さんが運転をされているようで、年配の運転手さんばかりです。ワンマン運転がされているのですが、検札や切符売りをされているボランティア風の人も乗っていました。
近鉄との連絡が良く、伊賀神戸に到着するとじきに急行がやってきました。もちろん中川駅でもそうで、スムーズに乗り換えができ、3回乗り換えで上野から戻ったのにJR高茶屋駅までいい感じで戻ることができました。JR紀勢線は単線非電化ながら、快速みえ等少々遅れながらも一生懸命運行しているので応援しています。でも、近鉄は特急にいっぱい種類があってダイヤ通りに来るところが大好きです。