簡単な服ならば自分で作るという人は少なくないけれど、自分で被る帽子を作る人はめったにいないでしょう。この小さなパンフレットは1916年にアメリカに創立された、女性のための通信教育の学校の宣伝用パンフレット。色々な学科のうち帽子製作科のためのものだ。1924年までにはなんと275000人が受講したと書いてあるではないか!さすが洋服の国、帽子を被るのが日常生活であればこそ。
この未完成の帽子はサンディエゴの田舎町のアンティークショップで買ったもの。上のパンフレットの表紙の帽子と似ているではないか。このような未完成の土台だけの帽子を買って、自分の頭のサイズにあったリボンんをつけたり、お花やリポンなど好みのトリミングを付けて帽子を完成させるというのが一般的にされていたという事?これからの季節、UV対策や白内障予防対策に帽子は必需品よ。自分だけの帽子が簡単に作れたらなんだか楽しいことじゃない?でもどうやって?それはゆっくり考えてみましょう。
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