優しい手触りと懐かしさを感じる色合いが魅力のフィードサック。手芸好きには名前が知られているけれど、一体何者?
アメリカでのお話し。お百姓さんにとって家畜の飼料は大事なもの。古い時代には自前の袋を持って飼料などを買いに行っていたけれど、売る方にしたら初めから詰めておいたほうが簡単。ミシンの普及もあったけれどどんどんと袋が出来上がっていってたのね。それのリサイクルで家庭ではタオルにしたり衣服を作ったりしていたけれど、「あっ。そうだ!」と思いついた人がいたわけ。
1920年代のこと。白の無地の袋でなくてプリント生地の袋にしたらお百姓さんの奥さんたちが喜ぶと考えたのだ。飼料のふくろは45キロ入というから、解いた布地はちょっとしたサイズだったでしょう。やがて大恐慌時代がやってきたり第二次世界大戦が起こったりで、思うように生地が買えなくなったのでこのアイデアは大人気になって飼料だけでなく、種や小麦粉の袋にも使われるようになったのだ。1950年代になると厚地の紙などもっと時代にあった便利なものが出てきたので作られなくなってしまったというわけ。今残っているのはとても貴重品。キルトなどに再利用されて、末長く使われると良いわね。
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