McCoy's Country Store ■ blog

横浜本牧の小さな小さなアメリカン・アンティーク雑貨屋ののんきな日々・・

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あの麦わら帽子

2018-07-27 12:51:46 | ● ブログ


昭和の人間の私には麦わら帽子といえば「野生の証明」の谷間に落ちた帽子だったり、カールおじさんの帽子だったり。今でもホームセンターで売られているあの野良仕事の時被るざっくり感のある帽子でしょう。なんてったって麦わらで作られているのだから。





でも今、一般的には夏用の天然素材で作られた帽子をまとめて麦わら帽子とかストローハットと呼んでいるのね。ここでちょっと麦わら帽子の歴史をひもといてみましょうか。





調べてみるとやっぱりヨーロッパやアジアで中世から麦わら帽子が被られていたとあるではないか。麦だの葦を見たらその茎の部分を編んで何かに利用したいと思うのが人間というもの。涼しいから夏、屋外での作業に最適だったことでしょう。






うってかわってこの優雅な女性。手にしているのは麦わら帽子。と言ってもイタリア製の超高級品のストローブレードを使用したもの。茎でも柔らかい部分を細く裂いたものを紐状にまず編んでブレードにしてから帽子の形になるように縫って作られている。長いリボンをあごの下で結んでジプシー風というのがファッションで、牛飼い(shepherdess)とか牛の乳搾りをする人(milkmaid)の帽子と呼ばれていたらしい。もっとお手ごろなストローでも帽子が作られるようになって、上流社会から始まった流行は庶民にも広がっていったのでしょうね。
写真の一番上のナチュラルカラーのブレードはアンティーク。もうこのような上等なストローブレードは作られないでしょう。色付きのものは化学繊維で作られている。二番目は装飾的な編み方をしたストローブレード。三番目の黒いブレードは茎をそのまま使っている感じ。いつかはこれで帽子を作ってみましょう。








*OMAKE*


*ウェッジウッド製の小さな水さしは羊飼い*




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