BOMBO 365ー つまり「年がら年中ビンボー。」な〜んだ、私のことじゃないの、と手にしたのがレストランウェアとの出会いでした。レストランウェアといえばファイアーキングの専売特許みたいに思い込んでいたけれど、1920年代から70年代にかけて多くのポタリーにはレストランウェア部門があったり、またはそれ専用のポタリーもあったらしい。家庭用にではなく、レストランを始めホテル、客船、飛行機、鉄道、軍隊、病院や各種クラブなどの商業用目的に特に丈夫に作られた食器をレストランウェアと呼ぶのです。
現代のように気軽なファミリーレストランもなく、レストランに食事に行くというのが一大イベントだった頃には、レストラン側でもそれなりの食器を用意してお客様をお出迎えしたのです。食器はカスタムメイドするのが当たり前だったのです。”BIMBO 365”はサンフランシスコにあったレストランだったのだ!
レストランウェアの魅力は丈夫さ。ちょっとのことでは縁がかけないようにROLLED EDGEと言う作りになっていてぽったりした感じに仕上がっています。さらにデザインやロゴの楽しさ。この写真は1940年代のものだけど私にはとても新鮮。
左の2点はダンキンドーナッツ、右はニューヨーク州立大学のマグ。作られたのは左から1980年代、1963年、1964年。製造年月がわかるのもレストランウェアの魅力の一つ。ほとんどのものには後ろ(底)にDATE CODEがスタンプされているので、製造年度だけでなくポタリーによっては月までもわかる場合があります。なので「あら、これ1952年の2月に作られているから私より古いのね。」なんていう鑑賞の仕方もできるのです。
1950年代になるとエアブラシによるステンシルのデザインが流行りました。チビクロサンボを思い出させてくれるSAMBO'Sのお皿はとてもノスタルジック。これで焼きそばというミスマッチも良いかもしれません。
これがファイアーキングのレストランウェアのカップ&ソーサー。どっしり感に癒されることでしょう。
*以上は15年以上も前にポストした記事 "ANTIQUING with Ms.Maggie McCoy”シリーズのVol.10から*
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*有名なCOON CHICKEN INNの名物キャラとフレンチブルドッグのサラ*
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