超低歪探求NO-5

2010-06-23 08:31:27 | インポート
 図24


上図はHP-4494A低歪RC-OSCの歪デ-タを採取したものです、初期
と何年か後に(赤色)2回行っています、赤の点線はシバソク725によ
る3次HD赤の実線はアナリシス-レンジのTHDです。
4494Aは覗きで回路図を書き取るとザルツア型で主増幅器はデイスクリ
-トで+-24V。ザルツア型はステ-トバリアブルに劣る、が常識ですが100K
Hz等の高域では今市販のステ-トバリアブル型にむしろ勝っています。
私の浅知恵の推測でユニテ-ゲインの大量NFBをかけて安定に-140DB
の歪を得るのがザルツア型なら1個の主増幅器で可能で35年近い年月
差に負けない?
社会人になって初めて購入したのがこのHP4494Aと4333Aで今も私
には当時の思い出が詰まった測定器で大切にしています4494Aは3
度位故障してTRを交換しました、歪の打ち消し回路に少し疑問点が
ありますがまいいかといじってはいませんなにしろ当時の自作マニア
の憧れだったと思いますがHPはその後audio計測器から撤退してし
まい(いいものが他社からたくさん出てHPに出る幕が無くなった?)
今年8903の後継がでましたが性能的に全然興味はありません。
4333Aは現在も精度はずっと後で買ったNFのオ-トレンジの電圧計より
も高くて実用可能です。確度を保持するのにFLUKE931Bも大手の
レンタル会社のリセ-ル品を入手しました。これは私の宝物の1つです