超低歪探求no111 その後の経過

2011-07-29 08:59:40 | インポート
内部歪みが及ぼすステートバリアブル型ザルツア型との差
今迄に何台も低歪OSCを作ってきましたがその体験を一言
物の本に依れば①ステートバリアブル②ザルツア③ウイーンブリッジの順で
歪みは少ないと常識的に言われています......が
これは発振素子のコンデンサーから発生する歪みがゼロと想定
した場合です
今調整中の物で1KHzや20KHz-140dB/10vrmsがそれほど
難しいことではありません。高品質のコンデンサーが容易に通販
で入手出来るからです
しかし1μとか2μFフイルムを巻いたコンデンサーの10V/-140dB
以下は中々手に入れ難い。 『てっぱん』の街に住んでいますから...
まして自作パーツ業界は撤退。倒産と寂しい現状です
双信電機に直接電話しましたが電力用や小容量のマイカが継続生産
しているだけで以外は生産していないとそっけない対応でした。
因みにステートバリアブル型の場合コンデンサーの両短には出力電圧10V
が90度差で(2個共に)掛っています、これが歪みを悪化させている
ザルツア型よりも影響がでている?(私はザルツア型10Hz/ー150dBを製作済)
気長にコンデンサーを探すだけ......
今製作中のOSCはラジオ技術に15年位前に発表されたものです
黒田様とはそれよりoo十年前トラ技にザルツア型OSC発表された
直後から時折文通()させて頂いています
ラ技記事から一部変更があります。主増幅器初段入力のSW用
の2SC1815は現在削除しています。カットオフ状態でも歪みを悪化
させてー130dB以下にはなりません、コレクタを浮かせるとー140~
以下に向かいます。