超低歪探求

2010-06-15 18:51:29 | インポート
黒田式RC-OSCILLATORに取りつかれてうん十年、安い原価で楽しめた題材です
現在1ステップ上の100KHz/-140dBにチャレンシしている。今通販で入手できる最も
低歪のop-ampはopA211とLME49710及びAD797だと思います、OPA...とAD
はLMEの5倍近い価格なので20KHz以下の歪はいずれも-140dB近く30KHzを
超えると価格に比例して100KHzで3品中最古?のAD797が勝っています。AD797
よりもう一昔前のLT1028は200円台で買えるLME49710~49860フアミリ-にも
負けている。私の所では20K以下の-130dB~140dB迄ならシバソク725で測れますが
30KHz~100KHzはこの様な前置き増幅器を持っているとその歪を測定している状態
になるのでノッチフイルタ-を介して出力をもう一度レベルセットがマニュアルの歪率計で
除去後の高調波をスペアナで読み取ります。写真はノッチフイルタ-の肩特性及びレスポンス
市販の百万円オ-バ-の歪率計でも最上周波数の100KHZ近辺の肩特性は第2高調波
では減衰がみえますが本ノッチフイルタでは160KHzまでフラットでせりだしています。
ノイズフロアはアベレ-ジング100回RBW3Hzで-140dB程度です。100Kともなると除去
ブリッジのインピ-ダンスが高くなるので私の腕前ではこれが限界のようです。
以上3種+Lt1028の測定デ-タを整理して暫時UPします。製造メ-カ-にも無いような
100KHzの歪率デ-タが自作アマチュアの参考になると思います
.  更に高性能版は8月以降に掲載中です
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