旅行に行こうと、3日間の休暇をとったのに、目的地の沖縄・宮古島地方に台風が襲来の予報。。残念ながら、旅行中止の決断。しかし、取ってしまった休暇は取り消しが難しい。急にふってわいた3日間という時間。とりあえず、一日は、ひとりで、自分の好き勝手に時間を使うことにした。そして、ぶらっと足が向いた先は、成田。ひとりドライブで到着したのは、航空科学博物館だ。10年以上前に、一度来たことがあったが、数年前にできた「747セクション41」という施設を見てみたかったのだ。この「747セクション41」というのは、ボーイング747型(クラッシック)の機首部分を移設して公開しているアトラクションだ。この部分の中を見学するには、有料(500円)のツアーに参加しなければならない。博物館に到着したのは、12時ちょっと前だった。入館料を支払った際に、セクション41ツアーを申し込んだ。次のツアーは、13時35分集合とのこと。とりあえず、展望スペースへ行くと、平日で館内はがらがらのわりには、この展望スペースのベンチはにぎわっていた。ここで、最近手に入れたエアバンド受信機のダイアルをタワーにセットし、管制塔と航空機のやりとりを聞きながら、離陸機を眺めた。エアバンドを聞きながら見るととても楽しい。その後、展望スペースの下の階のレストランへ。ここで、「機内食風ランチ」を食べた。なんのことはない、トレーにのせただけのものであるが、コーヒーがついているので、単品ハンバーグよりお得な感じだ。食後、館内のパンナム特集エリアをぶらぶらと見て、集合時間まで過ごした。ツアーの時間になり、集合場所へ行くと、今回のツアーの参加者は、わたしだけだった。ボランティアガイドの方が、セクション41へ案内してくださった。まずは、キャビン部分。この機体は、シンガポール航空⇒ガルーダ⇒デルタと渡りあるいて退役した機体だそうだ。キャビン部分から、下の貨物室が見えるようになっていたり、いろいろと見やすく工夫がされていて、とても丁寧に説明していただいた。なんでも質問してくださいと言ってくださったので、ここぞとばかり、普段疑問に思っていることを聞いてみた。続いて、コックピット部分にあがり、パイロット席に着席させてもらい、いろいろと説明をしてもらった。館内に展示されている、テクノジャンボとは大違いの古めかしい機器を実際に触らせてもらったり。そして最後に、地上係員体験として、ドアの開閉操作までさせてもらった。ひとりだったので、とっても詳しく説明していただき本当にありがたかった。最後に「747セクション41搭乗証明」(インストラクターさんサイン付き)をいただいた。ちなみに、ボランティアガイドさんは、現役の航空会社の方のようだった。この日はお休みの日だそう。本当に楽しいツアーだった。その後、航空博物館と同じ敷地に建っている「空と大地の歴史館」に立ち寄った。ここは、成田闘争など成田空港の歴史を伝える、貴重な記録が展示されていた。夕方近くになっていたが、帰る前に、Bランが見渡せる展望所に寄って、着陸してくる飛行機をながめてから帰路についた。とても充実した一日に、旅行に行けなくなったことでかなりへこんでいた機嫌が一気になおってきた。
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