お気楽な日々

お気楽主婦の思い出日記帳です。

越後妻有アートトリエンナーレ-心に残る作品たち-その1

2009-09-02 21:20:36 | お花・アートいろいろ
先日行った、大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレでは、本当にひとにぎりの作品しか見ることができませんでしたが、数々の印象的な作品がありました。少しずつ紹介してみたいと思います。
<家の記憶>塩田千春さんの作品です。古民家の中に、黒い毛糸をはりめぐらせ、その向こうに、雪国ならではの装いや家具が置かれていました。二階建ての古民家の大きな梁や、古い家具がそれだけで情緒をかもし出しているのですが、そこに毛糸を張りめぐらせるという斬新さとの交じり合いがとても印象的な作品でした。
<はなの棲む家>伊藤庭花先生の作品です。伊藤庭花先生は、私が習っている生け花(小原流)の大先生で、時々、講習会などで先生のデモンストレーションなどを拝見しているので、この作品は、今回の訪問で絶対見たいもののひとつでした。この作品も、山中の民家の中に展示されていました。この民家の前には、蓮畑があり、正面に見える山の風景は、とても心和むものでした。そして、民家の中に展示された作品のひとつは、乾燥した木や花がディスプレイされ、ふすまには、乾燥・加工された葉などがびっしりと貼られ、部屋全体がゆるやかな雰囲気をかもし出していて、とても好きな空間でした。もうひとつのお部屋の作品は、とても斬新な現代的アート作品で、さきほどの部屋とは、かなり違った雰囲気ですが、これもとても新鮮な印象でした。普段の生け花とは、ひと味違う作品なのですが、どこかほっとするような、やっぱり小原流の先生の作品が好き、と思わせてくれる、すてきな作品でした。この作品を見れただけでも、新潟まで行った甲斐がありました。また次に、伊藤庭花先生の講習を受ける機会が楽しみになりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ’09 GWアンコールワット... | トップ | ’09 GWアンコールワット... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お花・アートいろいろ」カテゴリの最新記事