このご時世なので、今年の夏休みの旅行は、流石に断念。その代わり、日帰りでドライブに行ってきた。行き先は、福島の磐梯吾妻スカイライン。風光明媚な道路として、有名なところだ。昨年、twitterで「福島の中のアメリカ」とバズったことがあり、そこで知ったのだが、ずっと行ってみたかったところだ。我が家からは、往復で５００km近い行程になるので、一泊したいところだが、そこはなんとか我慢。
＜福島へ＞早朝5時に自宅を出発。朝早く交通量も少ないだろうと、私が運転した。実は、主人の車は車幅が大きめなので、私は今まで運転したことがなかったが、一度運転してみようと、今回自宅から途中のICまで５０kmぐらいを運転した。常磐道内のICで運転手交代の後も、ひたすら常磐道を北上し、いわきから磐越道へ。磐越道のあだたらSAでトイレ休憩。とても天気が良いので、SA内にある展望台（？）から見える山も美しかった。ウルトラマン（置き物）の記念撮影を済ませて、先を急ぐ。途中、郡山から東北道へ入り、福島ICで高速を降りた。高速代は、五千円ちょっと。
＜磐梯吾妻スカイライン＞高速のICから一般道を少し走ると、磐梯吾妻スカイライン（無料）へ向かう山道へ到着。どこからが、磐梯吾妻スカイラインなのかわからないが、猪苗代方面に向かって、緑豊かな山道を登っていく。登りながら、硫黄臭に気づいた。この辺りは、温泉も多いようだったが、こんだけ硫黄臭がしていたら、温泉もたくさん沸くだろう。途中、展望所が設置されていた。大きめな展望所（不動沢）があったので、駐車して、散策。不動沢橋という大きな橋がかかり、眼下に広大な平野部が見渡せる景色がとても良い場所だった。公衆トイレも設置されていた。次の展望台は、天狗の庭。ここから吾妻小富士が美しく見えた。そして、この後が、このドライブのハイライト。荒涼としたアメリカの中西部的な風景が続いた。この辺りは、現在道路工事中で交互通行だった。この辺りに展望所があれば最高だが、残念ながら、この風景をゆっくり写真に撮るために停車できるところはなかった。
＜浄土平＞絶景を楽しんでいると、浄土平駐車場に到着した。蔓延防止下なので、レストハウスは営業を休止していたが、駐車場は営業していた。駐車代金五百円を払って入場。駐車場は、５割くらい入っていた。マンボウ下の平日でこの入りなので、紅葉の季節の混雑は、大変なもんなのだろう。駐車場に車を停めて、軽く散策。写真を撮りながら、所要20分の湿原散策コースをくるりとまわった。リンドウが咲いていたり、すすきが伸びてきていて、一足早く秋の雰囲気を感じた。この浄土平の公衆トイレも改修中で、仮設トイレが設置されていた。
