<山梨へ向かって>そろそろ信州の旅を終えて、帰り方向へ。ただし、真っ直ぐ帰るわけではなく、本日は山梨県の甲州ワインの名産地勝沼へ。蓼科から甲州への途中、特に観光したい場所もなかったので、ゆっくりと途中まで一般道を使って行くことにした。以前、八ヶ岳にひとりで車で行ったときに通って感動した風景を主人にも見せようと思い、八ヶ岳高原大橋を通ることにした。八ヶ岳高原大橋から両側に見える、一面緑で覆い尽くされた風景は、何度見ても絶景だった。その後、中央自動車道へのり、途中で高速渋滞が発生しつつも、夕方16時半頃には、勝沼に到着した。
<ワイン民宿>本日のお宿は、前々からずっと一度泊まってみたいと思っていた「ワイン民宿鈴木屋」さん。明治期の建物をリノベした、とても素敵なお宿。2階のお部屋は、梁が斜めにあったり、天窓がついていたりと、とっても風情がある。地下にワイン貯蔵庫をお持ちのようだが、残念ながら見学休止されていた。一階のテラスの真下は葡萄棚、さらに山々が連なる風景が見えた。できれば、ここでゆっくりワインを飲みたかったが、食事の予約をしていたので断念。次は、つまみを持ち込み、ゆっくりワインを飲む計画にした。
<夕食>民宿はB&Bなので、夕食は外食となる。夕食は、勝沼醸造経営の「リストランテ風」を予約しておいた。こちらのレストランも、ずっと行ってみたかったところだ。リストランテ風さんまでは、数Kmあるので、民宿でタクシーを呼んでもらった。到着したレストランは、少し小高いところにある、素敵な建物。中に入ると、まるで教会のような雰囲気のさらに素敵なところだった。こちらの名物ローストビーフをメインにしたコースを予約。ローストビーフがメインなのだが、勝沼醸造さんといえば、「イセハラ」でしょうということで、ワインは、「イセハラ」を含む4種類のおすすめ白ワインセットにした。ローストビーフも美味しかったが、やはりワインは、とても美味しかった。憧れのイセハラの香りがすごく印象に残った。最後に甘いデザートワインをいただいたが、甲州のデザートワインは初めてだった。帰りも、お店でタクシーを呼んでもらったが、小さな町でタクシーが出払っているということで、20分近く、のんびり店内で待たせていただいた後、夜風に吹かれながら待っていると、やっとお迎えのタクシーが来てくれた。タクシーに乗り込む頃には、体が折れ曲がらないほどの満腹感が。。素晴らしい食事だった。部屋に帰ると、すぐに爆睡。