<フィレンツェへ>ピサでの見学を終えて、バス停へ行くと、運よく、すぐに駅方面に向かうバスがやってきた。皆さん乗り込むので、行き先は確認しなくても、たぶん駅へ行くだろう。帰りも、また10分ほどで、鉄道駅に到着。切符を買って、2等車に乗り込み、フィレンツェへ。1時間ほどで、16時過ぎにフィレンツェ駅に到着した。
<ノヴェッラ教会の薬局>まだ陽も高く、時間があったので、S.M.ノヴェッラ教会へ行った。数日前にもこの広場にやって来たが、今回来た目的は、この教会の歴史ある薬局を見るため。この薬局の石鹸や香水などは、とても高い値段で日本でも売られているようで、人気商品のようだ。教会のそばをちょっと見ただけでは見つけにくい、普通の通りの小さな入り口が薬局への入り口だった。入り口を一歩入ると、ものすごいクラッシックで豪華な雰囲気の空間が広がっていた。照明のトーンが少し落とされていて、天井画やシャンデリアの写真をちらっと撮ったのだが、あまりきれいに撮れなかった。世界各国からのたくさんのお客様がお買い物中。なんでも、日本で5000円近くで売られている石鹸が2000円ほどだとか。。とは言っても、そもそも、2000円もする石鹸を使う習慣はないので、特に買い物もしなかったが、由緒ある薬局を見れたので、満足。
<夕食>歩いて駅前に戻り、スーパーでビールを買って、ホテルに戻った。ビールを飲んで、一休み。さて、夕食はどうしようかと考えたが、お食事処情報をそれほど調べていなかったので、昨日のレストランへまた行くことにした。今日は、少し早めの18時頃出発。まだお客さんは、それほどいなかった。案内された席のちょうどお隣が、日本人の方で、JTBのガイドブックに付箋をつけて持っていらしたので、このお店は日本のガイドブックにのっているのかもしれない。昨日のウェイトレスさんが覚えていたらしく、にこにこしてくれた。今日は、パスタとメインに牛肉のグリルを注文した。もちろん、トスカーナワインも。今日のお料理もとても美味しく、メインの牛肉は特に美味しかった。会計をした主人に、「日本で宣伝してね」とビジネスカードをくれたそうだ。お店を出たときは、まだ少し明るかった。ホテルまで歩いて帰った。明朝の出発は早いので、荷造りをして、早めに就寝。これで、フィレンツェでの滞在は終了。