<小樽へ>駅へ向かい、少しだけ駅の売店をのぞいたところ、美味しそうなニシンのつまみがあり、とても安く感じたので、即座に購入。12時半頃の列車に乗り、小樽へ。20分ほどで小樽に到着した。小樽駅ホームのレトロな看板が、とっても素敵だ。まずはお昼ごはん。駅舎と一体化した建物の中にある、立ち食い寿司屋へ。以前にも来たことがあるこのお店、立ち食い寿司と言っても、ミシュラン星付きのお寿司やさん「伊勢鮨」の出店なのだ。気軽に高級寿司が食べられるので、ひとり旅ではとてもありがたい存在。お店は小さなカウンターがあり、板さんともうお一方いるだけの本当に小さなスペースなので、混雑していたらと心配していたが、先客お二人連れが一組のみ。端の方のスペースに入らせてもらい、まずはグラスビール小をいただいた。お寿司は、三貫程度のセットものと単品があったが、まずは白身セットを注文。その後、生のニシン、カニ、鮭など、北海道ならではのネタをたのんだ。ここのお寿司にはお醤油は必要なし。何もつけずに、パクリと口に入れると良いよう、味が整えられている。立ち食いというには、豪華なランチだったが、今回もまた、高級店の味を手軽に楽しむことができた。
<小樽芸術村>小樽の駅を出て、運河に向かって坂をくだった。外は冷たい風が強くふき、耳が痛いほどだった。こんなシーズンでも、運河沿いの道では、数組の観光客が写真を撮っていた。運河沿いをちょっと入ったところにある、小樽芸術村へ行った。この一帯にいくつかの建物を持つ小樽芸術村は、あのニトリさんの経営だ。まずは、小樽芸術村を構成する美術館の一つ、似鳥美術館へ。旧北海道拓殖銀行小樽支店の建物とあって、建物も素敵だ。ここで、3つの美術館の共通セット券を購入した。美術館の中に入ると、まずはたくさんのステンドグラスを展示する部屋があった。ティファニーのステンドグラスギャラリーだ。まるで教会の中にいるような素敵な空間。上階には絵画などが展示されていた。一階から上階へと見学し、最後に地階のランプなどのガラス美術品を見学。ガレの作品は、とても美しかった。