お気楽な日々

お気楽主婦の思い出日記帳です。

アラスカクルーズ:6日目(グレーシャーベイ国立公園)

2005-03-05 07:48:31 | 船旅思い出日記帳
本日は、いよいよ、このクルーズのハイライト、グレーシャーベイ遊覧の日。メインの氷河への到着は、お昼ごろということだが、10時すぎくらいから、グレーシャーベイ国立公園内に入るということなので、いつのものように、8時ごろ、リドレストランで朝食。この頃から、オムレツステーションの焼いてもらうオムレツがお気に入りとなる。マッシュルームを入れてもらうと特においしく、もっと早くからトライしておけば、と少し後悔。9時半ころ、防寒着、ホカロン(ビデオのバッテリを暖めたりするのにも重宝)、帽子などをばっちり整えて、船の最上階前部にある、クローズネストというバーラウンジへ。ここは、前方がガラスになっていて、景色がばっちり見える上に、デッキへ出て行くのにも大変便利。(我が家は、インサイドの一番安いお部屋なので、お部屋には窓はなく、景色を見るには、このようなところで待機せねばならない。)同じような考えの人が多く、すでに窓側はいっぱいだったが、どうせ氷河を見る時には外に出るのだからと、後ろの方のすいている席でまったりしていた。遠くに氷河が見えてきた。どうも、本日の予定では、2つの氷河の前を通り過ぎて、本日の見学のメインとなる氷河に到達するようだ。遠くに見えていた氷河に近づいてきたので、いったん外のデッキに出てみたが、天気があまりよくなく、小雨模様だった。一応、写真を撮り、そそくさとラウンジ内に戻った。ラウンジ内とデッキでは、暖かい豆のスープがふるまわれていた。暖かい室内で待機していて、すばらしい景色が近づいたところで外にでて景色を楽しむなんて、究極の贅沢だ!と、心から思った。ラウンジ内では、国立公園のレンジャーさんによる、説明コーナーが設けられ、本やリーフレットなどの販売も行われた。そこに、記念スタンプがあったので、グレーシャーベイ国立公園の案内パンフレット(アメリカの国立公園のパンフレットを集めているので、前日の夜に、船内新聞と一緒にベッドに置かれていた、このパンフレットを見つけたときには、感激した)に押した。(一度、部屋までパンフレットをとりに行った)この頃から、天気が回復傾向となり、薄日がさしてきた。いよいよ二つ目の氷河に差しかかってきたので、またデッキへ。雨はすっかりやんだが、やっぱり氷河、さ、寒い。しかし、その寒さを吹き飛ばすような、壮大な氷河が目の前ということで、夢中で写真をとったり、双眼鏡をのぞいたり。次の氷河まで、10マイルという放送が入ったが、次の氷河は、もうすぐそこにあるように見えた。それだけ、まわりに何もない壮大な景色の中を、この船は進んでいるということだろうか。目指す氷河が見えているだけに、そのままデッキで風をうけながら見物を続けた。しかし、やっぱり10マイル、なかなか到着しない。天気もすっかり快晴となってきたので、寒い中、気持ちよく、氷河への到着を待ち続けた。待望のメインの氷河の前に到着。ここで、船は、1時間弱停泊。氷河の大きさもさることながら、大自然の静けさの中で、氷河の崩落音を聞いたときには、感動。デッキにいる人々から歓声が。レンジャーさんが、氷の上にアザラシがいることを教えてくれ、皆、必死に双眼鏡で見ていた。アザラシは、3頭くらいいて、氷の上にのったり、そのまわりの海中を泳いだり、とてもかわいかった。もう一つの驚き発見。双眼鏡で海上を見ていいると、氷河の少し脇のほうに、漁船のような小船とその上から氷河見物をする人が見えた。あんな小さな船では、氷河の崩落時など怖いだろうなぁ。そのかわり、ものすごい迫力だろうけど。上のデッキで写真もとったので、3階のデッキへ行ってみた。船は、停泊中に一度、右舷と左舷の向きをかえる。3階デッキからは、今度は氷河を少し見上げるように感じられ、氷河の大きさを改めて実感。そうこうしているうちに、1時をまわり、いよいよ氷河を離れる時となってしまったが、なごりおしく、リドデッキ後方で、いつまでも遠ざかる氷河をみていた。船は、グレーシャーベイの出口に向かって、今来た航路を戻っていった。その頃、リドデッキでは、氷河の景色に大満足した乗客の皆さんのお食事タイム。今回は、皆の食事時間が重なったため、大混雑。少し、時間をあけてから、いつものように、ピザ&ハンバーガーのランチをとった。
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2 コメント

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海のような感じ (お気楽主婦)
2005-03-08 10:25:08
SATOさん、いつもありがとうございます。グレーシャーベイは、どちらかというと湾というより、海という印象を受けるくらい広いかんじですね。水の色も、トレーシーアームは緑がかった神秘的な色のように思えましたが、グレーシャーベイは、まさに海の色。トレーシーアームへは、グレーシャーベイの前々日に航行したのですが、奥の氷河までは行きませんでした。予約したときには、トレーシーアームも氷河まで行けるのね、と思っていたのですが。よくよく考えてみれば、トレーシーアームでの予定は、半日しかないし、たしかに氷河見物とは、スケジュールには書いていなかったのですが。。。やっぱり、実際に行ってみないとわからないことは、多いですね。

我が家は、諸般の事情で、今年は海外旅行に行けそうにないので、ゆっくり旅行記でも書いて、思い出に浸るしかなさそうです。うっ、悲しい。
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グレーシャーベイ氷河はアメリカの方に人気だそうですね (SATO)
2005-03-07 22:56:05
私は行かなかったので、次回はそちらへも行く船を選びたいと思っています。



写真では、かなり広いくて雄大なようですね。トレーシーアームは細い細い所をクネクネと進んで、”秘密の氷河の入り江”へたどり着いたと言った感じでした。



今年も行かれないのが残念です。
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