3月に入り、ANAのスターウォーズ塗装機BB-8(ボーイング777)が、退役を迎える前に「1日だけ国内線に投入される」という情報を得た。トリプルセブンは、国内線運航もなく退役が進んでいるので、トリプルセブンに乗る最後の機会になるかも?とも思い、さよならフライトを楽しんできた。3月末日、このBB-8ジェットは、羽田ー那覇、羽田ー新千歳を一往復するスケジュールで、臨時便としての運航が設定された。この情報を得たのが、3月の初旬で、とりあえずチケット価格を調べたところ、当然株主優待はなく、バリュー運賃も、かなりの強気設定だった。が、やっぱり乗りたいと思ったので、一番安かった羽田→新千歳のバリュー3運賃のチケットを購入した。その後、3月中旬にもう一度確認すると、羽田→新千歳のみ、バリュー3からバリュー7になり、運賃が7千円も下がっていた。バリュー3のキャンセル料2000円を払っても、5000円もプラスになるので、一度キャンセルして、再度購入しなおした。
さて、当日のフライトだが、、この日のフライトはかなり波乱含みとなった。というのも、午前出発で設定されていた羽田ー那覇の往復便が、代替機材に変更されていたようだ。機材に故障が発生したためということだった。この状況を知ったのは羽田空港の制限エリア内に入ってから。ANAラウンジ内で、SNSを見ていて気づいたのだが。。。Twitterには、「新千歳便については未定」などと書かれていたが、ANAさんから機材変更の連絡はないし、事前指定した席でチェックインできたのだが。。と思いつつ、SNSチェックをしていると、どうやら新千歳便は飛べそうな感じだ。ゲートへ少し早めに向かうと、バスゲートには「ありがとうB B-8」の文字も踊り、お祭り感もあり、みなさんウキウキしていた。ところ、50分の遅延が発表され、「またか」と現場騒然となったが、どうやら羽田ー那覇を往復便で乗られた乗客の到着を待って出発するようだった。
ゲートでしばらく待ち、バスでV2スポットへ。バスの中からは、3機並んだANAのスターウォーズ機材を眺めることができた。オープンスポットで、機体のそばには、横断幕をもったスタッフさん達がお出迎え。たくさん写真を撮り、屋根なしのタラップを上がって搭乗。かなり特別感のあるフライトだ。入り口では、ヨーダ様がお出迎え。この機材で、羽田発の深夜便でロサンゼルスに向かったことを思い出した。国際線機材なので、ビジネスクラス席やプレエコ席も、普通席に開放された。流石に、マニア便で、ダイヤ会員も多かったので、ビジネスクラス席は無理だったが、プレエコ席をゲットできた。結局、70分くらい遅れて、羽田を離陸した。機内では、スターウォーズ仕様での飲み物サービスがあった。CAさんのエプロンも、スターウォーズ仕様だった。最後に、搭乗記念カードとフリクションペンを記念品としてもらった。1時間ちょっとのフライトで、雨の新千歳空港に着陸。カメラを構えたたくさんのファンの待つターミナルに到着した。降機した後も、名残惜しそうに皆さん写真撮影。記念になるフライトだった。