埼玉県の人口は、5月時点で7347601人と推計されるらしい。推計のくせにやけに細かい様に思えるのだが、統計はそこに拘ってナンボである。今後も細部に神が宿る営みを続けて欲しい。「日本人を無作為に100人抽出したら5人は埼玉県民」とそう云う所からデータを拾ってきて遊ぶ一国民からのお願いである。ともあれ人口推計を眺めて思うのだが、首都直下型地震が発生した場合、激甚災害に指定されるのだろうか。はっきり言って被災者が多過ぎる。1都3県の人口は約3672万人である。国民の4分の1が被災したら、その救済等の出費で国が傾かないか心配である。そもそも政府が機能するのかと云う懸念も有るが、無いなら無いなりに何とかなってしまいそうな気もする。何処に首都機能を置いても何等かの災害を免れないのがこの国の面白い所ではあるが、現状を放置して良い理由にはならない。まずは国会をテレワーク化する事で、来るべき災害の注意喚起として欲しいのである。