正直な感想を述べれば、私にも埋め込んで欲しい。動物愛護管理法が改正され、犬や猫の販売業者はマイクロチップの埋め込みと、そこに記録された番号と紐付けた所有者情報をデータベースに登録する義務が発生する様になった。迷子になったペットの身元割り出しや、無責任な過剰繁殖や飼育放棄を抑制するのが目的との事である。後者の実効性に就いては、飼い主が畜生にも劣る性悪である場合には期待は出来ないが、最期まで添い遂げる決意も無く衝動買いしてしまう層には有効かも知れない。チップのサイズは12mm×2mm程度の円筒形で皮下に埋め込むらしいのだが、もう少し小さくなったら手の甲とかに埋め込んでも邪魔にならないだろう。いちいち身分証を提示する手間が省けるし、近い将来迷子になる可能性もゼロでは無いので、きっと役に立つと思う。それを管理社会と忌み嫌う人も居るだろうが、無数の番号と紐付けられなければ私達は生存出来ないのも事実なのである。