もうちょっと時給を上げてもいいんじゃないかな。NY市警が自立型警備ロボットを、地下鉄のタイムズスクエア駅に導入するそうである。24時間運行が売りだが深夜に犯罪が多発しており、その防止に役立てたいとの事である。ただ流石に犯人逮捕までは出来ない様で、監視カメラと非常ボタンが巡回していると思って良かろう。それでも180kgのロボットが発する圧はそれなりに効果を発揮しそうに思えるし、リース料金を時給換算すると9ドルと云うリーズナブルさも導入の後押しになった様である。我が国の最低賃金よりも高額である事に関して政府に猛省を促したいが、それは別の問題である。金品目当てでは無い愉快犯の攻撃にどれだけ耐えられるかが課題であろうが、身代わりになってくれると考えればそれもアリだろう。近未来と思っていた事が次々と現実化するのはワクワクするが、意地悪な見方をすればそれだけ歳を取ったと云う事でもあり、複雑な気持ちになるのである。