どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2561

2020-01-11 18:54:45 | 時間の無駄
こう云う時、生真面目な現場はどう対処するのか。それを考えると、嫌な予感しかしないプログラミング教育である。4月から必修化する予定だが、準備の目途も立たない学校が少なからず有るらしい。PCは専用教室を設けクラス単位で使い回せばまだ何とかなるとしても、教える人が居ないのではどうにもならないだろう。そこまで壊滅的なら却って諦めもつくが、準備万端整っていると胸を張っている所も怪しいものである。教える立場の教師も研修を受けただけの様だから、プログラミングに関しては素人である。「せんせー、Null Pointer Exceptionで動きません」と助けを求められてフリーズしなければ良いがと心配している。実機で一緒にウンウンとデバッグに励めればまだ良い方かも知れない。PCは無いけどプログラミングは教えなくてはならない、じゃあ紙の上でコーディングしてもらってそれを採点しようか、と云う生真面目の暴走が全国のあちこちで起きる悪夢を恐れているのである。

どうでもいい四百字 2560

2020-01-10 20:08:32 | 時間の無駄
一日も早い実現を、心から願っている。CES2020にTOTOが出展しているから何事かと思ったら、走るトイレだったので納得した。TaaS(Toilet as a Service)と云う言葉が定着するかどうかは知らないが、日本国内でのサービス展開を期待している。現状は米国での実証実験段階の様だが、スマホで呼べるトイレのニーズは計り知れないと見ている。衆人環視のその場で堂々と用を足せるのかとか、先客がまだ居た場合の交通費はどちらが負担するのか等の諸問題が想定されるが、漏らすのに比べれば些事である。清掃が行き届くのかと云う懸念も有るが、使用履歴はスマホと紐付け可能な筈なので、それが抑止力として働く事を期待したい。核心の問題は料金だろう。一万円だったら潔くクラッシュする方を、私は選択する。数百円でも近場の喫茶店を探してしまいそうな気がする。使って良かったと云うエクスペリエンスを提供出来るかどうかがTaaS普及の鍵なのであり、それはトイレに限った話でも無いのである。

どうでもいい四百字 2559

2020-01-09 19:45:57 | 時間の無駄
あちらのおなごは気っ風が良い。オーストラリアの森林火災を憂えたカリフォルニア在住の女性モデルが、ツイッターで所定の団体に10ドル以上寄付をした人にDMでヌード写真を送ると呟いた所、全世界から1億円が集まったとの事である。家族や友人からは批難囂々らしいが、「(放送禁止用語を交えて)コアラを救う為だ」と意に介さない様である。これこそセクシーな環境問題対策であると彼の大臣に絶賛してもらいたいと思うのだが、どうやら今は忙しいらしい。この手の扇情的なやり口を苦々しく思う方も居るだろうが、世の中やらない善よりやる偽善である。男のエロエネルギーを生産的な方向に振り向けられたと云う事だけでも、誇って良い。その一肌脱ぐと云う義侠心への共感も1%位は含有されているだろうし、そうでなければここまでお金は集まらないと思う。少なくとも私には真似出来ない(真似しても良いのだが、多分誰も幸せにならない)偉業に思えるのである。

どうでもいい四百字 2558

2020-01-08 20:08:39 | 時間の無駄
モバイル革命からモビリティ革命へ。どっかの経営コンサルタントのセミナーで聞きそうなセリフである。確かにスマホの影響力は凄まじく、あらゆるビジネスの仕組が変わったと言っても良かろう。変わらないのはお役所位なものなので、可及的速やかに善処してもらいたい。それに比肩し得るモビリティ革命は、果たしていかなるものか。クルマを売りたい所が旗振りしているからクルマ周りが目立つが、個人的には物足りない。動きたいのは人間である。そうなるとどうしても二足歩行型パワードスーツに行き着くしかない。そんなもんでガッショガッショ歩いてたら何の革命にもならないが、ローラーブレードを履かせたら確実に世界が変わる。近距離移動はそれでほぼ済む様になるだろうし、オプションのブースターを装備して高速道路も走れる様になったら最高である。ただ道交法が云々と言い出しそうなお役所の意識革命が、実務上の最優先課題なのかも知れないのである。

どうでもいい四百字 2557

2020-01-07 20:38:57 | 時間の無駄
理屈通りに動かないから世の中は面白い。中国で広まりつつあった無人コンビニであるが、閉店が相次いでいるそうである。入店する為にスマホをかざすのが煩わしいと云うのが、売上低迷の理由らしい。投資対効果を考えるとセルフレジ方式になるんだろうが、国内で無人コンビニを試す機会が無くなりそうなのが残念である。いずれ顔認証システムが量産化されればまた話は変わってくるのかも知れないが、当面は何等かのデバイスのお世話にならざるを得ないのであろう。ただこの手の「やってみないと分からない失敗」が身近に見られなくなったのは、少し寂しい。新分野のビジネスは大半が失敗するものだが、世間の批判を恐れて試行錯誤に踏み出せない場合が多いのではないか。挑戦へのそう云う風当たりを弱める方策を、考える必要が有るだろう。取り敢えず名前に「β版」を付け加えてあったら、些末な瑕疵は気にしない環境作りから始めてはどうかと思うのであるβ版。