旧統一教会は、過去に霊感商法などのやり方で信者を騙して金を巻き上げていた反社会的集団である。
いまだに高額寄付などの巧妙なやり方で似たようなことを繰り返しているという。
それだけでとんでもないことだが、その教義の内容がまたすごいものだ。
ウイキペディアによれば、
日本はエバ国家(サタンの国)であるとの反日教義が教えられる。
またエバ国家である日本のLGBTや同性婚、夫婦別姓は「生活共産主義」とされ、認めさせてはならないと説いている。
文鮮明の教えの一つとして、文教祖の恨(ハン)を晴らすのは「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」
「天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させること」としている。
この教義を少しでも読めば、「この宗教はまともでない」とすぐわかるはずだ。
ところが岸信介と文鮮明の何かドロドロした関係が、安倍晋太郎、安倍晋三と3代にわたって続いた。
マスコミは旧統一教会と政治家の関係究明に注力している。
しかしもっと糺すべきは「日本の国柄」を貶めるような動きだ。
新しく改名した名前が「世界平和統一家庭連合」という。
如何にも聞こえの良い名前だが、文鮮明が唱える家庭像を日本に持ちこむことは許されまい。
地方議会で推進されている「家庭教育支援条例」などは要注意である。
その尻馬に自民党安倍派と右派雑誌(HanadaとかWILLなど)を拠点にする右派論壇と称する人たちが乗っていたのか?
この程度のえせ宗教を見抜けないようでは全員丸坊主が必要ではなかろうか。
そうでなければ反省の上、「日本の保守思想」を真面目に勉強し直すべきだ。