レジ袋の有料化は2020年から始まった。
この時環境大臣だった小泉進次郎氏は次のように述べていた。
なぜプラスチック素材が世界中の問題となって取り組まれているのか、そこに問題意識を持って一人ひとりが始められる行動につなげてもらいたい。
おそらく大部分の消費者は、しぶしぶ「やむを得ないか」と思って従った。
確かにレジ袋は減ったが、それが全体に占める割合は知れている。
もっと根本的な部分にメスを入れるべきだが、それが進んでいるとも思えない。
例えば過剰包装などは何とかならないか。
さらには賞味期限切れの食品の廃棄問題。
このレジ袋有料化のキャンペーンはどうもたちが悪い。
まず一番の被害者は消費者だ。
金額的には知れているが「レジ袋は有料です」と言われたときのむかむか感は精神衛生上よくない。
また、2割から3割くらいの店はレジ袋を無料でくれる。
そんな時はうれしい気持ちになる。単純なものだ。
この店でまた買おう、ということになる。
最近はスーパーでもどこでも、現金の自動支払機を導入している。
大量に販売するところは効率化が図れると思うが、どう考えても意味ないだろうと思うところもある。
支払いを消費者にさせて店員はそれをボーツとみているケースなど。
先日入った蕎麦屋はロボットを導入していたが店員が数人ボーッと立っているだけだった。
物価高はなかなかおさまらず、消費者は懸命に節約しているから消費は盛り上がっていない。
小さなことかもしれないがレジ袋無料の店(こういう店はその他のサービスも行き届いている)で優先的に買うなどすべきだ。
消費者は少し意図的に動くことも必要だ。