うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

おーがすとふぃふてぃーんす

2015-08-15 00:00:00 | 講師から

僕はあまり誰かに似ていると言われたことがありません。

 

芸能人はもちろん、両親に似ているとも言われません。

 

それでもただ一人、自分でも似ていると思う人がいます。

 

それは、父方の祖父のお兄さんです。

 

話したことはありません。

 

会ったこともありません。

 

あるのはセピア色をした写真が一枚。

 

僕と同じ顔をした人が、僕と同じような年齢で、凛々しい軍服を着ている写真が家の仏間に飾られています。

 

彼は僕より年をとることはありません。


彼は今もビルマに眠っているからです。

 

今日は8月15日、終戦記念日。

 

普段はそんなことを考えない人でも、今日ぐらいは過去を振り返り、現在に感謝し、未来に思いを馳せても良いのではないでしょうか。

 

時事的なことを言うと、ニュースを騒がせているあれこれにも正解はありません。

 

賛成だろうが反対だろうが、マジョリティだろうがマイノリティだろうが、そんなことはどっちでも構いません。

 

大切なのは「自分で考え、自分の意見を持つ」ことです。

 

 

 

さて、ここからは塾っぽいお話。

 

「自分の考え」ということなのですが、よく日本の勉強はインプットだけで、アウトプットはしないと言われます。

 

詰め込むだけで、自分の意見を言わないと。

 

でも、そんなことはありません。

 

それは教えている側の聞き方が悪いだけで、誰しも「表現欲」というものを持っています。

 

昨今のTwitterの流行がそれを物語っているじゃないですか。

 

とか言うと、学校の大先生達は「今日はディベートをしよう」だとか、「今の社会情勢についてどう思うか」とかやっちゃうんですよね。

 

そんなもん教員のおっさん達が集まっても出来ないのに、中高生にさせてどないすんねん!って感じです。

 

「考える」ってのは、きっとそんな堅苦しいものではないはずです。

 

 

 

例えば、英語の熟語一つ取って「なんで depend に on をつけるんだろう?」とか、「なんで independent は on じゃなくて、of なんだろう?」と聞くだけで、皆どんどん頭を使って考えてくれます。

 

他にも、今、僕が担当している高校二年生の集団授業では、英語教育の一環として、毎回10分程度の英語のプレゼンテーションを見てもらっています。

 

アーティストや科学者、平和活動家から詐欺師に至るまで、あらゆるジャンルの第一人者のプレゼンテーションです。

 

僕は意見を押し付ける訳でもなく、ただ環境を与えるだけです。

 

そうすると、授業終わりの休み時間なんかに、それについてあーだこーだ皆で話し合ってたりするんですよね。

 

「そんなことをして、ちゃんと勉強を教えてるのか」と怒られそうですが、心配ご無用。

 

それぞれ高校は違えど、クラス上位はもちろん、以前に比べて30点以上英語の点数が上がったり、学年一位の生徒までいて、しっかりと結果も残してくれています。

 

これは僕のスーパー分かり易く、ウルトラ楽しく、ミラクル素晴らしい授業のおかげでもありますが、「自分で考える」癖をつけた結果なんだろうなと思っています。

 

 

 

"Don't think. Feel."

 

は、君たちにはまだ早い。

 

"Think, think, think."

 

頭を使おう。

 

 

 

koiでした!

 

 

 

あ、明日から合宿!

 

遅刻したらドラゴンが燃えます。

 

おしまい。

コメント (2)
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