うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

がたり、ごとり

2019-05-04 11:11:13 | 講師から
家は海抜2.6m、芽育名張校は海抜225.9m。
授業する為に登山をする青山です。
登山用のかばんをいつも使っているので気持ちはそこそこの登山家です。
223.3m分は電車を利用して登るので本当に気持ちだけ。

2019年9月30日、遂にポケベルのサービスが終了するらしいですね。「5963」「3470」です。
僕はピチピチの21歳(スマホ世代)なので特に何も感じないですが、もっと年上の方は寂しく感じるかもしれません。
世代の差というやつですね。

今回は電気系の専門らしく、ちょっとした技術のお話をしようと思います。

突然ですが、有機ELをご存知でしょうか?
え?ご存じでない?そんなぁ。
有機ELはAppl○社のiPh○ne X(携帯電話)やPanas○nic社のVIER○(テレビ)のディスプレイの内部に利用されている照明です。
この2つなら聞き覚えがあるのでは?

分子の1つ1つが発光するといった特徴を持ち、画質を良くするためだけに生まれたかのような照明ですが、
実はこの技術は"未熟"な技術なのです。
人間でいうと小学生くらいです。

広告やCMでは「有機ELはすごいんだぞぉ。画質が綺麗だぞぉ」みたいな感じで紹介されていますが、
今あるテレビなどのディスプレイの内部構造で照明にLEDが置き換わっただけで、液晶ディスプレイとほぼ一緒です。
画質が綺麗なのは2K(画素が2倍)だったり、4K(画素が4倍)だったりするからですね。
また、有機ELはLEDの5倍くらいの電力を使います。
iPh○ne Xだったら、バッテリーの減りが少し早そう…。まぁ、比べたことないので分かりませんが。

因みに、画素数が増えるということは一つの画像を表示するのに必要なデータが多くなるということです。
また動画の場合は、1秒に何十枚もの画像がパラパラ漫画と同じように表示される上、音声データまでも必要です。
2Kや4Kのデータ通信量はかなり多そうですよね。

また、今の製品では照明として使われているだけなので特に問題ないですが、有機ELでも焼き付きが起きます。
"焼き付き"わからない方は調べてみてください。

こんな感じで、今の有機ELはまだまだ"未熟"な技術で、様々な問題を抱えています。
分子1つ1つが赤青緑に発光するディスプレイが出れば、(データ通信量が多くなって)画質がとてつもなく良くなりますが、
それはまだ遠い未来のお話かもしれません。

……おっと、もうすぐ名張駅に着きそうですね。
では、今回はここまでという事で。
(左手でiPhone XR、もう片手で登山用かばんを背負いつつ)
ごきげんよう!
コメント
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