ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「軍師官兵衛」

2014年03月01日 19時30分56秒 | テレビの中から
NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」をずっと見てる。
もう大河ドラマは10数年まともに見たことはなかったのだけど、
今、舞台がここら辺、とっても身近、知ってるとこばかり!
やっぱりついつい見てしまう。
でもいつも気になるのは役者がことごとくミスキャストだと思われること。
秀吉・・・とっくに賞味期限切れ。年齢的にとっても無理がある。
光秀・・・ちょっと線の細いインテリと言うイメージからはほど遠い、なんか田舎のおじさんのような風貌。(もちろん本当はあの役者はインテリなんだけどね)
信長・・・肖像画とは程遠い。野武士や猪武者の役でもやったほうがいいんじゃない?
柴田・・・これまた猪武者とは程遠く、たんなる若造。何んか無理している。線が細い。
ねね・・・年とりすぎ。

官兵衛役は、特に今の年齢の若い官兵衛にはそれほどイメージはなかったのでたいして違和感は感じないけど、
でも、ねぇ・・・
なんとかならなかったの?
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ごちそうさん~地下鉄

2014年02月10日 18時48分49秒 | テレビの中から
朝ドラ、ごちそうさんで大阪の地下鉄建設のことがドラマになっている。
田舎から大阪に来た時、感じたのは都会の暗さ汚さ。
今はきれいになってるけど、昔は汚かった、暗かった。
都会ってこんなものかなぁ・・・ってがっかりした。
でもその中で、地下鉄、それも御堂筋線の梅田から難波までの駅の構内、すごいなぁ~と思った。
柱が無いとっても広々とした空間。
そこになんてこともない100ワットのむき出しの蛍光灯をシャンデリアのように並べている。
しかも駅ごとにみな違う。
それを見るのが楽しみだった。
あんな駅は多分日本中どこにも無い。
地下鉄の駅ってどこも同じで天井が低く無機質な面白くもなんとも無い所ばかり。
これって日本に、というか世界に誇っていいことではないだろうか?
それを朝ドラで、多分誇張されて描かれているとはいえ、すごいことだなぁ~と思った。
無機質な地下鉄の建設工事の中にあんな夢を盛り込むことが出来た、きっと今よりも経済的に苦しいときにそんなことができた。
これってとってもすごいことじゃない?!
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雪・・・開会式

2014年02月08日 09時21分09秒 | テレビの中から
この冬一番の積雪。
10センチ・・・くらいかな?
こんなときは家の中、
ストーブにあたりながら、
オリンピックの開会式を見るにかぎる。

さすがに夜中の実況は(酔っ払ってとっくに寝てるので)見れなかった。
最初にロシアの国歌のコーラスがあった。
あれっ、これってソ連の国歌じゃなかったかな?
やけに長いだらだらした歌。
ソ連が崩壊したときにたしかロシアの古い歌、
チャイコフスキーの曲にも出てくるあの歌になったのでは?
勘違いかな?

まあそんなことはどうでもいいのだけど、
なじみの無い国のいろんな国旗を見るのは楽しい。
でもほとんどの国旗のデザインはありふれている。
もっと他のデザイン考え付かないのだろうか?
日本の戦国時代の武将の旗の方がずっとユニークだ。
そのなかでまるで旭日旗!と言うデザインの旗があった。
確かマケドニア。
韓国は抗議しないのかな?

まだ入場行進は続いている。
だんだん、そろそろ、しだいに、ついつい、入場式にどうして入場行進があるのかな?
それって余計じゃないかな、とわけのわからないことを考える。
そして日本のん入場行進が始まった。
宝くじと同じで日本のメダル大いに期待できる、開会式までは。
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「ごちそうさん」

2014年01月06日 18時48分43秒 | テレビの中から
「ごちそうさん」が始まった。
朝ドラが始まるとどうやら正月が終ったなぁ・・・という気になってくる。
ドラマは昭和2年になり、子供がなんと3人になってた。
そしてラジオが始まった。
ラジオって大正からあったのかとばかり思っていたのだけど、昭和から始まったのかな。
東京はどうだか知らないけど、少なくとも大阪では・・・
しかもなんとあの引きこもりの義妹がラジオのアナウンサーに!!

・・・なんてことはどいうでもいいのだけど、どうでもいいついでに、大河ドラマ「軍師官兵衛」。
今年は見よう!と思ってたので見た。
きっと今住んでる市も出てくるだろうなぁ・・・と思ってたから。
そして1回目、早速たつののことがでていた。
子供の官兵衛が病気の母親のためにこっそり龍野のなんとかいう池まで薬草を取りに行くシーン。
そのシーンはセットだったけど、でも龍野の話が出たので、うんうんそうか、やっぱりな!
と一人でわけのわからないまま納得。
しかし姫路の・・・多分今の姫路城の近くから子供が龍野まで歩いていけるのかなぁ・・・
車で30分以上かかる。
歩いて行ったら何時間かかるのだろう?
それに黒田を調略しようとしている龍野の赤松が(・・・まだ赤松氏はその頃いたんだね)
薬草を取りに来た子供の官兵衛といっしょに来た女の子をまず誘拐してそれから官兵衛を誘拐した・・・
でもどうして城主の子だとわかったんだろうね。
わかってたらまず女の子を狙うより城主の子を誘拐すらだろうに・・・

・・・なんてこまかいことはどうでもいいけど、大河ドラマの1回目はやっぱり退屈だね。
途中で寝てしまった。
というわけで筋がよくわからない。

でもまあそれも正月だから許される・・・とかってに思っている。
そう、こんなしょうも無い話、正月だから許される。
うぃー~~~
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大河ドラマ

2014年01月01日 18時29分48秒 | テレビの中から
もう長いことNHKの大河ドラマをまともに見ていない。
戦国時代と幕末もの、たまに源平ものと赤穂浪士というまんねりにすっかり食傷。
日本の歴史って他にもあるだろう!と言いたくなる。
そして今年はまたも戦国もの。
でも今度は見てみようかなと思っている。
播磨も主要な舞台になるので、いろいろなじみのところが出てくるだろうから。
姫路城とか・・・上月城とか・・・

我が家の近くの国道は昔は出雲街道。
秀吉も黒田官兵衛もきっと何度も通った道。
今ちょっぴり関わっているめだか村は織田と毛利との合戦の会った上月城跡のすぐそばにある。
なじみの所をどう描かれるのか興味がある。
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ごちそうさん

2013年11月15日 11時24分07秒 | テレビの中から
NHKの朝ドラ、「ごちそうさん」。
舞台が東京から大阪に移り、
なんとなく流れていた東京の舞台とまるで違って、急に冷た~い、嫌ぁ~な雰囲気になった。
でも最初は嫌だった義姉のいけず・・・これが次第に楽しみになってきた。
今度はどんな手で来るのかな?と。
でも同じ意地悪にするにも手をかけるのでなくもっとさらりといきたいもの。
わざわざ手押し車に荷物を積み込んで東京に送り返そうとしたり、
先回りして鯛をくばったり・・・
これらかなり体力をつかう。
そこが意地悪としてはちょっと質が落ちる、というか滑稽に感じる。
そこらへんが逆に面白い。
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あまちゃん

2013年09月28日 12時32分49秒 | テレビの中から
あまちゃんが終った。
たいして面白くない東京制作の朝ドラの中では久しぶりに面白かった。
どう扱うのだろうととても気になっていた大震災の扱いも適度に距離を置き、悲惨さをあまり見せないところも適切だった。
そして「地元に帰ろう」という地元を意識し、復興の夢に向けてトンネルを歩いていく最終回もよかった。
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あまちゃん

2013年05月05日 08時52分35秒 | テレビの中から
朝ドラ、あまちゃん。
あいかわらず見ている。
前回の「純と愛」は朝ドラとしては特異なドラマだっただけにずっと記憶に残るだろう。
でも今回のは普通の朝ドラ。
変わったところと言うと主題歌がなくて曲だけ。
それも軽快なテンポは朝よりもの昼にふさわしい音楽・・・というところだけ。

今のところは気になってるのは本筋とは関係なくウニのこと。
一個500円らしい!
どこでも今ではこんなにするのだろか?
ドラマでは観光客用の海女と設定されてるので、特別高いのだろうか?

昔、ずっと昔、子供の頃、
磯にはウニがいっぱいいた。
禁漁期なんてせこいことも言われないで、とり放題だった。
でも誰も取る人はいなかった。
猟師も面倒くさがってとろうとしない。
ウニはむしろ厄介者だった。
海水浴ではウニに刺されて救護所に赤チンキをつけてもらいに行く子が多かった。
そんな厄介者のウニが500円!
タイムトリップできるならあのころに戻ってウニをたくさん取ってくるのに!
ウニだけでなくあの頃の磯はとっても豊かだった。
それで磯遊びが楽しかった。
でも今ではとっても貧しい。
やたらと防波堤が出来た影響だろうか?

磯遊びだけではなく川遊びだってそう。
今ではほとんどの川で川遊びも出来ない。
あの頃のことを思い出すと、
日本って豊かになったのだろうか、それとも貧しくなったのだろか?

あのドラマとは関係なく、ついつい思ってしまう。
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純と愛

2013年04月02日 06時32分28秒 | テレビの中から
純と愛が終った。
ホテルがオープンしたわけじゃない。
愛の意識が戻ったわけでもない。
・・・それでもドラマは終った。

今までの主な登場人物が突然、
開店もしていないホテルにみんなやってくるという不自然なドラマ設定の後・・・
純がオープンを決意し・・・
愛の意識が回復する予感のうちに・・・
海を見ながら、奇跡を起こすのは神様じゃない!人間なんだ!!という長い長い台詞で終った。

普通だったら、奇跡的に愛の意識が戻って、
ホテルをオープンして、
今までの登場人物がみなやってきて、良かった良かった!
で終るところだろうけど・・・
どうも・・・なんか不自然。
というかこのドラマ自体がみな不自然。
愛の家族がみな人の本性を見抜くことが出来るという設定も不自然。
この不自然な設定は脚本家がいちばんわかっているはず。
それなのにあえてそのような設定でドラマを進めていったのはどうしてだろう?
・・・とついつい首を傾げてしまう。

やっぱり最後は普通に・・・
台風であんなにやられることなく
悩んだ末、やっと決心してホテルをオープンして、
今までの主な登場人物がみなやってきて、
その夜に愛の意識が回復する・・・という
ありきたりだけど、感動のフィナーレでドラマは終る・・・
ということでよかったのではないだろうか?

ともあれこの不思議なドラマは終った。
でも面白かったことは確かだ。
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純と愛

2013年03月24日 07時56分59秒 | テレビの中から
朝ドラの「純と愛」、来週が最終週だというのに、
相変わらず、ここまでやるか?!という展開が続いている。
愛は手術をして意識不明の状態が続いている。
ホテルは台風に滅茶苦茶やられてオープン延期。
今だにドラマは先が見えない状態。
今までの朝ドラだったら最終週には先が読めていたのに・・・

愛が生きるか死ぬかという予測さえも、たたない。
今までの展開だとここまで来たら死ぬしかないだろうけど、
逆に生きる展開にした方が感動的に終ることができる。
今まで純と愛がやることなすことことごとく失敗し続けた。
けれどもそのときどこからか救いの手が現れて、ドラマを続けることが出来た。
そこらへんに脚本家の意図を感じる。
そこで最終週、愛が意識を回復して、ホテルも多くの人に支えられてオープン。
そして感動のうちに終る・・・という、
展開を予測する。
でもわからない愛の死で終ることも考えられる。
遊川和彦という脚本家まったく油断がならないから・・・

田舎暮らしを始めて12年。
その間ずっと朝ドラを見ている。
その中でも特に「純と愛」にひきつけられている。
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純と愛

2013年03月01日 12時43分26秒 | テレビの中から
NHKの朝ドラ、純と愛これでもかこれでもかとばかり何をやっても上手くいかない。
実家も夫婦関係もがたがたになり、これでやっと先が見えてきたと思ってたら「さとや」も火事で燃えてしまった。
ここまでやるか・・・と、この脚本の作者にびっくりもし、今までとまったく違ったパターンに関心もしたものだった。
でもようやく明かりが見えてきた。
もうそろそろドラマも終り
朝ドラの性格上、ハッピーエンドにしなければいけないのだろう。
このまま不幸なままで終ったら、さらに不幸になって終ったら、朝ドラとしては前代未聞、そうなったら面白いのに・・・と思わないでもないけど、まあ最後はほっとして、よかったね、と終るのが無難だろう。
暗いとても暗いドラマだったけど、とてもひきつけられた。
・・・なんていいながら、この台本作者のことまたまたみんなが不幸になることを狙っているのかも知れないね。
油断ならない。
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支那人、朝鮮人

2013年02月13日 21時10分48秒 | テレビの中から
昨日何気なくテレビをつけたら国会中継をやっていた。
そして大嫌いな石原新太郎が質問をしていた。
質問と言うよりはただ自説を述べるだけの内容だった。
でもその内容は確かに最もだと思える物が多く、ずっと聞いていた。
その中でやっぱり違和感を持ったのは中国を支那といったこと。
この人は日ごろこのような言葉を使うけど国会の場でもこんな言葉を使うとは思わなかった。
しかし質問を聞いていて・・・しだいに果たして正しいのはどちらだろうか?・・・と思えてきた。

中国とは何だろう?
中華(夏)思想~中国が世界の中心で周辺に野蛮な異民族~東夷、西戎、南蛮、北狄~がいるというもの。
その野蛮な民族、東夷が崇め奉って支那を「中国」と呼ぶ、これがはたして正しい言い方なのだろうか?
英語圏はチャイナ(China)と呼ぶ。
他のほとんどの国もChinaと呼ぶ。
それどころか中華人民共和国の英語名はPeople's Republic of China、シナ なのだ。
このシナを中国と呼ぶのは世界でもずっとシナの属国だった朝鮮くらいのもの。
日本はシナの属国ではない。
日本の天皇は朝鮮の王と違ってシナの皇帝と対等なのだ。
それをことさらに朝鮮人が天皇を日王などと言うのは歴史を偽造しているのだ。

ちなみに「朝鮮・朝鮮人」と言う言葉は朝鮮人が普通に使う日本人蔑視の言葉とはまったく違う。
「朝鮮」を蔑視だというのは、古朝鮮、李氏朝鮮の歴史を否定すること、北朝鮮「朝鮮人民共和国」を否定すること、朝鮮民族を否定すること、それこそ朝鮮人を蔑視することなのだ。

ところがマスコミはシナ人や朝鮮人を放送禁止用語にし、逆に中国人や朝鮮人が日本人を蔑視する言葉をいっても何の批判もしない。
それがますますシナ人と朝鮮人を付け上がらせているのだ。

???
あれっ・・・
今日はなんか・・・
いつもと違うような・・・
と思われる方は・・・

そう、酔っ払ってます!

でも別に他の民族を差別するつもりはありません。
でも他の民俗から差別される謂れもありません。
戦後日本人はずっと他の民族を差別しないように・・・
言動にことさらに注意をしてきました。
でも他の民族は平気で日本人を差別する言い方をしてきました。
これは逆にシナ人と朝鮮人が日本人よりも劣っているとまでは言いませんが、
少なくとも日本人の方がずっと成熟していると言えるでしょう。
日本人はなんかあると直ぐに国旗を焼くなんて子供じみたことはしません。

でも、近頃ネットの世界では朝鮮人を侮辱する言葉を目にします。
これはとっても恥ずかしいこと。
これは日本人のレベルを落とすことです。
日の丸を焼く朝鮮人、反日で騒ぎ立てるシナ人を見ても、大人が聞き分けの悪い子供を見るような目で見ればいいことなのです。
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「純と愛」

2012年12月26日 04時43分54秒 | テレビの中から
やることすべてうまくいかない・・・
実家のホテルは人手に渡り壊されてしまい、
勤めていた大阪のホテルもやめ、社長もあっさり解任され・・・
二人の間もぎくしゃくして・・・
希望がまったく見えない・・・
どんどん堕ちていくばかり・・・
こんな暗い、というかとっても現実的な朝ドラも珍しい。
普通ならいかにもドラマ!と言う希望的な展開があるものだけど・・・
でもそれだけにこれからどんな展開になるかたのしみだ。
朝ドラの性格上、最後はそれなりにハッピーエンドで終るのだろうけど、
ここまで堕ち込ませて、これからどうやって浮上させるのか・・・
きっと今がそのターニングポイント。
とってもたのしみだ。
というか・・・暗いままで終ったら・・・愛のお母さんの勝利!で終ったら・・・それはそれでとっても画期的!
現実はそんなに甘いもんじゃないよってわからせる画期的ドラマ。
でもそうなるときっと朝ドラファンから非難殺到!!ってことにはなるのだろうけどね。
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純と愛

2012年11月04日 12時24分15秒 | テレビの中から
国民の義務、NHKの朝ドラを相変わらず見ている。
今度の「純と愛」今までとかなり違ってて暗い。
顔を見ると相手の本性が見える、と言うのはあまり楽しいことではないらしい。
このドラマを見てると昔読んだある短編小説を思い出す。

漂流して、ある島にたどり着いた。
無人島だと思っていたその島に人が住んでいた。
その人は歓待してくれて、島を案内してくれた。
しかしふと奇妙なことに気づいた。
その人はいつも先頭を歩き決して後ろを振り返らないこと。
そこでそのわけを聞いてみたら、
・・・人の顔を振り返って見たらその人の本性がわかり、いやな顔をしてしまう。
それで不愉快な思いをさせたくないので、振り返らないのだ・・・という。
その話を聞いて、ぜひ振り返って自分を見てほしい!と頼んだ。
と言うのも自分は人から好かれるタイプ、人付き合いには自信があったから。
そして嫌がるのを頼み込んだ末、やっと最後に船で出発するときに振り返る約束をとりつけた。
そして出発の時・・・船が離れて行く・・・
そして振り返ったその顔は、今まで一度も見たことのないような、いや~な顔だった・・・という話。

人の本性が見えるということはあまり楽しいことではない。
どんな人にも良い面も悪い面もある。
その悪いことだけが見えるということは、人の本性が見えるというよりも、人の本性を半分しか見ていないともいえる。
この短編小説の場合、まだいい面も見ようという自制心がある。
しかし「純と愛」の「愛」の場合、このような自制心がかけている。
親の指輪を盗み、弟をいじめる子供をいきなり殴る。
客を装いアンケートに同僚の悪口を書いた女性を殴る。
こうなると超能力と言うよりも、やっぱり精神的な欠陥なのだろう。

人の心を読めることは人の心を理解することではない。
昔読んだ「読心機」という小説を思い出す。

人は考えるとき言葉で考える。
その頭の中の言葉を読みとる機械が開発された。
人の心がわかる!
その機械は爆発的に売れた。
・・・しかしそのうちぱったり売れなくなってしまった。
それは、人は考えたとおりに行動するとは限らないからだ。
殴ってやる!とか、殺してやる!とか思っても、実際にそのとおり行動する人はほとんどいない。
いやな奴だと思っても普通に付き合う。
いい人だと思っても付き合うとは限らない。
人の心でその行動を読むことは出来ない。
・・・結局読心機は何の役にも立たないことがわかったから。

テレビドラマで「愛」が人の心を読めば読むほど不幸になっていく。
自制心がきかない「愛」はまだ大人になりきっていないのだ。
でもこれってきっと誰にでも言えることかもしれない。
というより、自分のこととだぶってくる。
人の心を読む・・・というとどうしてもその人の悪い面ばかり読んでしまう。
そしていやになり付き合いをやめてしまう。
今までの人生、こんなことばかり繰り返してきたような気がする。
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梅ちゃん先生が・・・

2012年09月30日 09時35分34秒 | テレビの中から
梅ちゃん先生が、終った。
なんてこともなく終った。
不思議なことに朝ドラでは珍しく高視聴率だったらしい。
筋立てはまあまあ・・・とまでは行かなくても、まあ・・・程度の出来だった。
終わりをもうちょっと工夫したら、まあまあまではいけたのに。
役者の演技もそれなりに良かった、梅ちゃん先生以外は・・・
「梅ちゃん先生」には毎日いらいらさせられた。
学生の頃から、医者になっても、結婚しても、子供が生まれても、楽しいときも、悲しいときも、怒っているときも、いつも同じ調子で台詞をしゃべり続けた。
役者なら台詞を読むだけでなく、もっと演技をしたらどないやねん!といいたい。

というわけで、「梅ちゃん先生」は駄作だと思う。
高視聴率が信じられない。
梅ちゃん先生が、終った。
終ってよかった。
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