自然養鶏と聞いたらどう思うだろう?
庭に半ば放し飼い。 餌は食事の残り物、あとは草を勝手に食べる。
暗くなったら小屋に戻って一日が終わる。 ・・・なんて、イメージしたら大違い。
自然養鶏って、ほとんどの場合、鶏舎に鶏を詰め込み、餌はアメリカ産のトウモロコシをベースとして自家配合した醗酵飼料。冬は夜半には明かりをつけて日照時間をコントロールする。いったいこれのどこが自然なんだろう? と思わずにはいられない。
もちろんこれでも鶏にとっては悲惨なケージ飼いよりもずっといいのだけどね。
でも野菜の自然農法のイメージとは随分違う。むしろ日照時間をコントロールするところなんかハウス栽培に近い。醗酵飼料だって自然の状態だったら鶏はほとんど食べる事はないだろう。
このような人口的な飼い方にどうして「自然」という言葉を使うのだろうか?
もちろん養鶏業の立場では卵の安定供給のために産卵の落ちる冬場は
日照時間のコントロールは必要なのかもしれない。
でもそれなら「自然」という言葉を使わなければいい。
自然はとても厳しい。鶏を放し飼いにすると、野犬、烏、イタチ、タヌキ、ヘビ・・・
たくさんの外敵に襲われてわずかしか生き残る事は出来ないだろう。
そのためには本当の自然でなく、半ば人の手が入った里山の自然で家畜として飼う他ないだろう。
わが家では10羽の鶏を昔風な飼い方で飼っている。餌もほとんど自前のものだ。
緑餌は無農薬で作る野菜クズや野草、畑の雑草。(鶏糞は堆肥やボカシにして畑に投入して循環させる。)
でもこんな飼い方ができるのはせいぜい20~30羽程度。
これでは職業としての養鶏業は成り立たない。
結局自分で鶏を飼うほかないのかな・・・?
庭に半ば放し飼い。 餌は食事の残り物、あとは草を勝手に食べる。
暗くなったら小屋に戻って一日が終わる。 ・・・なんて、イメージしたら大違い。
自然養鶏って、ほとんどの場合、鶏舎に鶏を詰め込み、餌はアメリカ産のトウモロコシをベースとして自家配合した醗酵飼料。冬は夜半には明かりをつけて日照時間をコントロールする。いったいこれのどこが自然なんだろう? と思わずにはいられない。
もちろんこれでも鶏にとっては悲惨なケージ飼いよりもずっといいのだけどね。
でも野菜の自然農法のイメージとは随分違う。むしろ日照時間をコントロールするところなんかハウス栽培に近い。醗酵飼料だって自然の状態だったら鶏はほとんど食べる事はないだろう。
このような人口的な飼い方にどうして「自然」という言葉を使うのだろうか?
もちろん養鶏業の立場では卵の安定供給のために産卵の落ちる冬場は
日照時間のコントロールは必要なのかもしれない。
でもそれなら「自然」という言葉を使わなければいい。
自然はとても厳しい。鶏を放し飼いにすると、野犬、烏、イタチ、タヌキ、ヘビ・・・
たくさんの外敵に襲われてわずかしか生き残る事は出来ないだろう。
そのためには本当の自然でなく、半ば人の手が入った里山の自然で家畜として飼う他ないだろう。
わが家では10羽の鶏を昔風な飼い方で飼っている。餌もほとんど自前のものだ。
緑餌は無農薬で作る野菜クズや野草、畑の雑草。(鶏糞は堆肥やボカシにして畑に投入して循環させる。)
でもこんな飼い方ができるのはせいぜい20~30羽程度。
これでは職業としての養鶏業は成り立たない。
結局自分で鶏を飼うほかないのかな・・・?