おせち料理がなくなると正月も終わり普通の生活に戻る。
でも年々なくなるのが早くなり、普通の生活に戻る人も多くなった。
子供のころって1週間はあったのに・・・
だれも三が日は買い物なんかしなかったのに・・・
だいいち店も開いてなかったし・・・
昔はたくさん料理を作っていたのでわくわくして正月を迎えた。
主婦はどこも大晦日は大忙し。
朝から買い物、料理とばたばた過ごした。
そしてどっさり料理が並べられて正月を迎える。
・おとそ・・・まずおとそで始まる。おとそは酒と砂糖と薬局でもらってきたおとそのもと(?)を入れて一晩置いておく。それを杯で3回に分けて呑む。たいてい一番小さい杯で呑んだ。大きい杯で呑みたかったのに・・・
でもあとでこっそりと大きい杯で呑んだ。どうやら隠れ酒の習慣はそのころから始まったらしい。でも近頃おとそ、呑んだことがない。他所のうちでもそうなのだろうか?
・雑煮・・・すましに鶏肉が入っていた。餅はまる餅、焼いていたかな?それともそのまま入れてたのか・・・あれっ、どっちだったのだろう?
・ごまめ・なます・黒豆・・・おせち料理の定番、どもこれは人気がなく、食べなさいといわれてしぶしぶ食べた。とりわけなますは深皿いっぱいにでてきてうんざり。そして一番最後まで残った。
・野菜の煮しめ・・・サトイモ、人参、厚揚げ、シイタケ、レンコン、ごぼう、昆布・・・これまた不人気で最後はなますと煮しめだけ残ってすっかりおせち料理が嫌になって正月はもうこりごり!と思った。
・栗きんとん・・・これも正月の定番。これはねらい目。でも意外と長持ちした。
・数の子・・・深皿にどっさり。なくなったらまた深皿にどっさりと出てきた。あのころは数の子はとても安かったのだ。これは不人気で野菜の煮しめと同じく最後まで残った。
・刺身・・・どっさり大皿に出てきたけど1日までにみんななくなった。
・卵焼き・・・これは人気。でもいっぱいあったのでわりと長持ちした・・・ように思う。
・かまぼこ・・・これもどっさり!しょうちゅうつまみ食いしていた。
・ポテトサラダ・・・これは嫌いじゃないけどそこそこ残った。
・なまこ・・・あのころは安かったのだろう。それに酢漬けなので刺身とちがって日持ちしたから深皿にどっさり。なくなったらまた深皿いっぱいに出てきた。
・天婦羅やフライ・・・エビフライは直ぐになくなったけど他のは長持ちした。
・ハム・・・これは人気。しょうちゅうつまみ食いしていたので直ぐになくなった。
・ゆで卵・・・これももちろん人気。たくさんあったけど直ぐになくなった。
・干し柿・・・重箱の大きい柔らかい干し柿は大人気。これがなくなったら餅飾りの干し柿を狙った。まずわからないように裏側を食べて、次に一番外側を食べて、ずらして見つからないようにした。でもなぜか直ぐに見つかった。
・スルメ・・・もっぱらおとそを飲みながらつまみ食い。今とあんまり変わらないか。
そのほか色々あったけど、でも昔はどうしてあんなにたくさん作ったのかな?
それはきっと貧しかったからではないだろうか?
日ごろ貧しい食生活をしてたから祭りや正月にたくさんご馳走を食べる。
今だったら日ごろいっぱい食べてるので正月だからといって別にそんなにご馳走を食べたいとは思わない。
でもまあ食べることだったらそれでもいいかもしれない。
でもこれが好奇心や向上心ということになるとどうかなと思う。
貧しい国の人は豊かな国や豊かな生活に憧れや好奇心を持つ。
でも豊かな国の人は貧しい国や貧しい生活に憧れも好奇心もあまり持たない。
その為に貧しい国の人ほど向上心が強いだろう。
その結果豊かな国はこれからはただ衰退するだけだと今の日本の現状を見てると思う。
でも年々なくなるのが早くなり、普通の生活に戻る人も多くなった。
子供のころって1週間はあったのに・・・
だれも三が日は買い物なんかしなかったのに・・・
だいいち店も開いてなかったし・・・
昔はたくさん料理を作っていたのでわくわくして正月を迎えた。
主婦はどこも大晦日は大忙し。
朝から買い物、料理とばたばた過ごした。
そしてどっさり料理が並べられて正月を迎える。
・おとそ・・・まずおとそで始まる。おとそは酒と砂糖と薬局でもらってきたおとそのもと(?)を入れて一晩置いておく。それを杯で3回に分けて呑む。たいてい一番小さい杯で呑んだ。大きい杯で呑みたかったのに・・・
でもあとでこっそりと大きい杯で呑んだ。どうやら隠れ酒の習慣はそのころから始まったらしい。でも近頃おとそ、呑んだことがない。他所のうちでもそうなのだろうか?
・雑煮・・・すましに鶏肉が入っていた。餅はまる餅、焼いていたかな?それともそのまま入れてたのか・・・あれっ、どっちだったのだろう?
・ごまめ・なます・黒豆・・・おせち料理の定番、どもこれは人気がなく、食べなさいといわれてしぶしぶ食べた。とりわけなますは深皿いっぱいにでてきてうんざり。そして一番最後まで残った。
・野菜の煮しめ・・・サトイモ、人参、厚揚げ、シイタケ、レンコン、ごぼう、昆布・・・これまた不人気で最後はなますと煮しめだけ残ってすっかりおせち料理が嫌になって正月はもうこりごり!と思った。
・栗きんとん・・・これも正月の定番。これはねらい目。でも意外と長持ちした。
・数の子・・・深皿にどっさり。なくなったらまた深皿にどっさりと出てきた。あのころは数の子はとても安かったのだ。これは不人気で野菜の煮しめと同じく最後まで残った。
・刺身・・・どっさり大皿に出てきたけど1日までにみんななくなった。
・卵焼き・・・これは人気。でもいっぱいあったのでわりと長持ちした・・・ように思う。
・かまぼこ・・・これもどっさり!しょうちゅうつまみ食いしていた。
・ポテトサラダ・・・これは嫌いじゃないけどそこそこ残った。
・なまこ・・・あのころは安かったのだろう。それに酢漬けなので刺身とちがって日持ちしたから深皿にどっさり。なくなったらまた深皿いっぱいに出てきた。
・天婦羅やフライ・・・エビフライは直ぐになくなったけど他のは長持ちした。
・ハム・・・これは人気。しょうちゅうつまみ食いしていたので直ぐになくなった。
・ゆで卵・・・これももちろん人気。たくさんあったけど直ぐになくなった。
・干し柿・・・重箱の大きい柔らかい干し柿は大人気。これがなくなったら餅飾りの干し柿を狙った。まずわからないように裏側を食べて、次に一番外側を食べて、ずらして見つからないようにした。でもなぜか直ぐに見つかった。
・スルメ・・・もっぱらおとそを飲みながらつまみ食い。今とあんまり変わらないか。
そのほか色々あったけど、でも昔はどうしてあんなにたくさん作ったのかな?
それはきっと貧しかったからではないだろうか?
日ごろ貧しい食生活をしてたから祭りや正月にたくさんご馳走を食べる。
今だったら日ごろいっぱい食べてるので正月だからといって別にそんなにご馳走を食べたいとは思わない。
でもまあ食べることだったらそれでもいいかもしれない。
でもこれが好奇心や向上心ということになるとどうかなと思う。
貧しい国の人は豊かな国や豊かな生活に憧れや好奇心を持つ。
でも豊かな国の人は貧しい国や貧しい生活に憧れも好奇心もあまり持たない。
その為に貧しい国の人ほど向上心が強いだろう。
その結果豊かな国はこれからはただ衰退するだけだと今の日本の現状を見てると思う。