ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

商品検査

2016年09月02日 19時25分24秒 | テレビの中から
朝ドラの「とと姉ちゃん」に出てくる商品検査。
あれを見ると、昔の国産の質の悪さを思い出す。
今、中国製品や韓国製品をみんなよく馬鹿にする、あるいはジョークにするけど、
あの頃の国産の質はそれよりずっと悪かった。
そのためみんな外国製品を舶来品として珍重した。
でも高かったので国産で我慢した。
江戸の人間が上方から来た品物を「下りもの」としてありがたがり、
江戸のものを「下らぬもの」と馬鹿にしたように・・・

電気アイロンの商品テストの場面を見てびっくりした。
あの頃の電気アイロンにはスイッチもついていなかったのかな?と。
ちょっと切るときでもコンセントを抜かないといけない。
スイッチもサーモスタットも付いていない。
使ってるうちに柄が熱くなって手で持てなくなる。
こんな欠陥製品が普通に売られていた。
消費者のことをまったく考えていない、
そんな製品が普通に売られていた。

でも今では国産品は世界のトップクラスの品質を誇り、
外国産が「下らぬもの」になった。
こんなに国産品の品質が上がったのには「暮らしの手帳」の品質検査の功績は大きい。

でも変な検査もあったな。
なんせ読んだのは子供のころ。
ほとんど忘れてしまったけど、
郵便番号のテストがあった。
郵便番号制度が導入されたころ、
郵便番号を書いて送ったのと、書かないで送ったのと、どう違うのか?
結論は書いても書かなくても届いた日は同じ。
だから郵便番号を書く必要はない、というものだった。
この結論・・・子供ながらもおかしいと思った。
自動仕分け機がまだ充分には導入されてなかったのかも知れないけど、
郵便局の職員が郵便番号を書いてなくても何とか普通通りに届けたいと努力した結果だろうと思ったから・・・

これは今のマイナンバー制度でも同じ。
普通に考えるとマイナンバー制度はマイナスよりもプラスの方は多いに決まっている。
それをマイナスばかり考える人間がいるからなかなか進まない。
それも当たり前。
マイナンバーを取得してる人への優遇措置と、悪用する人間への罰則規定を強化しないといつまでたっても進まない。
税金の無駄遣いで終わってしまう。
コメント
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