ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

正月2日目~‘山羊のことなど

2019年01月02日 16時56分33秒 | 山羊の話
正月2日目。
普通に普通の正月を送っている。
でも終日のほほんと寝そべったり呑んだくれたりしているわけではない。
日課の鶏の餌やりや薪割は正月も欠かさずやっている。

やっぱり家畜を飼うにはある程度の覚悟が必要だ。
正月だからと言って食べるのを休んでくれるわけではない。
餌をやらないと、山羊だと「めぇ~~~!!」と怒り出す。
鶏もとっても冷たい目つき「こっ!こっ!!こっ!!!」

鶏は山羊に比べると、それも自給用だと割と楽に飼えるのだけど、
それでもやっぱりそれなりに手間はかかる。
これがヤギだと手間は数倍。
なんせ食べる量が半端ない!
それにとっても力が強い。
特に牡山羊は引っ張る力が半端ない!

山羊を飼うにはやっぱり家族の協力がいる。
それも夫婦だけで山羊を飼ってるのはとっても危うい。
ある日一人が入院したら、残りの人は看病だけでなく山羊の世話もしないといけない。
それでたちまちパニックになって山羊の引き取り先を探すけど、
子山羊だったらすぐに見つかるかもしれないけど、
年取った山羊の貰い手を見つけるのはとっても難しい。
そんな事例をたくさん見ている、たくさん知っている。

そのためにも山羊を飼うには覚悟が必要。
世話する人を本人を含め少なくても3人は必要。
そしていざとなったときのもらい先を早めに探しておこう。

それからぜひ山羊のショートステイを作ってほしい。
入院したとき、出張でしばらく山羊を預かってほしいとき、
旅行したいとき、親族の葬式や法事の時。
そんな時に山羊のショートステイがあったらとっても助かる。
そんなショートステイが手近にあったら・・・
きっと山羊を手放さないで済んだのに・・・
きっと今でも山羊飼いを続けていたのに・・・

山羊仲間で一時的に他所の山羊を預かれるところがあったら、
獣医さんで一時的に他所の山羊を預かれるところがあったら、
そんなネットワークができたら・・・

こんなことも含めて立ち上げた山羊の会。
でもとっても残念ながら山羊を手放した。
山羊のショートステイがあったら今でも山羊を飼っていただろう。

いえいえこんな話じゃない。
山羊だけじゃない。
家畜もペットもみな同じ。
自分が面倒見れなくなった時・・・のことを考えて家畜やペットを飼おう!
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