ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

葦とオリーブ~イソップ寓話集から

2016年04月18日 04時24分13秒 | 本の中から
葦とオリーブが忍耐・力・不動について言い争っていた。
葦はオリーブに、力がなくどんな風にもすぐなびく、といわれた。

その後強い風が吹き、葦は風に曲げられなびかされても、ようやく助かった。
しかしオリーブは風に逆らったので折れてしまった。

この話の教訓・・・いかにもイソップらしい。
時節や自分よりも優れたものに逆らわない者は自分よりも強いものと争う者よりもすぐれている

でもこの葦、浮き草ではない。
一見風になびいてばかりいるようでも、実は少しも自分の位置、立場を変えていない。頑固なのだ。
一方オリーブは強者に抵抗して一見強そうだけど、実は容易に折れて変節する。
こころが弱いのだ。
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