ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

虫の当たり年(?)

2015年05月10日 07時36分28秒 | 田舎暮らし
今年は虫の当たり年?
毛虫がとっても多い。

いつもなら、
虫は無視無視、虫は無視
とばかり見ないふりするのだけど、
知らない間に洋梨の葉がすっかり食べられてしまった。
まったく実がならない用無しの洋梨だけど
これはもう無視するわけにはいかない。
それでつぶしまくっている。

今年は虫の当たり年?
困ったものだ。
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コンサートのお知らせ

2015年05月09日 18時19分42秒 | イベント
ひっそりとのほほんと暮らしたいなぁ~と思って始めた田舎暮らし。
でも始めていちばんの誤算(?)は多くの人と知り合い、多くの人が我が家に来てくれたこと。
都会暮らしのほうがずっとひっそりしていた。
来客もほとんどなかったし、こちらからもよその家を訪ねることもほとんどない・・・
人と付き合うのも会社や取引先の人たちだけ。
たくさん人が集まる都会の中で、狭い世界で暮らしていた。
でも田舎に来たら・・・
とたんに世界が広がった。
毎週なん人もやってくる。
田舎暮らし系・山羊系・有機農業系。
その範囲もずっとこの土地に住んでいる人よりもきっと、もっともっと広い地域の人たち。
そして初めて知った。
人とかかわる喜びを。
(本当は田舎で隠遁生活をしたかったのだけど・・・)

今、代替わりしてさらに人がやってくる。
それに世代が若返った。
以前は田舎暮らし系や山羊系や体験農園系の人が多かったけど、
今は農作業の手伝いの若い人が多い。
これはきっといいことなのだろうね。
田舎暮らし・・・という半ば遊びの暮らしから、
農業という暮らしに変わってきた。
やっと地に足がついたのだろうね。

ところで昨日と今日、なんとソプラノ歌手が手伝いに来てくれた。
長谷川 萌子 さん。
毎年この市で、この市ゆかりの人のコンサートがあり楽しみに聞きに行っているのだけど、
このコンサートの中でも最も際立ってる人(と内心の思っている人)が農作業の手伝いに来てくれた。
でもこの農園、歌手であれ何であれ農作業にこき使う(?!)
思いっきり手伝ってもらった。
それはそれは恐ろしい農園なのだ。

ところで長谷川萌子 さんのコンサートのお知らせ。
ぜひ聞きに行ってくださいね。

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蜂の当たり年?

2015年05月09日 12時29分45秒 | 田舎暮らし


今年は蜂の当たり年?
去年は入らなかった蜜蜂も入ってくれたし・・・
スズメバチもやたらと多い。

ミツバチはいいけど、スズメ蜂は・・・
それで今年もペットボトルでスズメバチ退治。
でも手製の物よりやっぱり市販のものがよく入る。
スズメバチであふれそうになった容器を見て、
とっても快感。

ざまぁ~みろ!

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アナグマ

2015年05月09日 07時19分28秒 | 田舎暮らし


あれ、タヌキ?
じゃない、きっとアナグマ。
以前住んでた廃屋にまた里帰りに来たらしい。



アナグマを見ると「油」を想像する。
一度だけ食べたことあるけど、
見た目も油、味も油、油だらけだった。
アナグマを見るとついつい「動く油」と思ってしまう。



アナグマもこちらが気になるのかな?
物陰からこっそりこちらを見つめていた。



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かぼちゃの苗の覆い

2015年05月07日 17時32分03秒 | 田舎暮らし
久しぶりに重労働。
かぼちゃ類の苗の覆いの支柱、600本作った。
苗にビニール袋で四方を覆い竹を支柱にする。
上は開いたまま。
これをしないとカメムシが苗を食べてしまう。
田舎暮らし最初の年、
上が開いたまま・・・というのが理解できなくて、覆いをしなかったら、
見事にカメムシにやられてしまった。
以来四方を覆うのは必須。

でも・・・今でも理解できない。
カメムシって飛ぶのになぁ・・・
上から簡単に入ってこれるのになぁ・・・
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姫路城

2015年05月06日 19時16分50秒 | 田舎暮らし

久しぶりに姫路に行った。
毎月一度姫路駅の地下街に続く通路で「お結び市」がある。
当農園も出店しているけど、実はまだ一度も行ったことがなかった。
それで他に用もあり、寄ってみた。
連休最終日。
人はそれなりに多く、「お結び市」もそれなりの人出だった。



リニューアルされた姫路城。
誰でも撮る駅からのお決まりのスポットの写真を撮った。
退屈を感じながらもきれいになりすぎて違和感だらけの城の写真を。
でもこれが本来の姿だそうだ。



そういえば仏像だってもともときんきらきん。
百済からやってきた仏像を初めて見た当時の日本人は「きらきらし」と驚いた。
京都との浄瑠璃寺のまるで人形のように彩色された仏像を見たときまるでマンガみたいに思えたものだった。
建物は新しくリフォームしていくのに、仏像は色があせるままにしておく。
ここら辺の感覚は日本人独特かもしれないね。



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ヌートリア

2015年05月05日 20時12分55秒 | 田舎暮らし
田舎暮らしをしているといろんな動物に出くわす。
シカはお友達、10メートル近づいても逃げなかった。
イノシシはお友達ではないけどよく家のそばまでやってきた。
まったくはた迷惑な奴だったけど。
テンはわが家を実家と思っているらしく、
毎年冬になると出産にやってきた。
イタチもよく見る。
タヌキは最近あまり見ないけど、鹿と同じくよく見かけた。
アナグマは隣の廃屋に居候したことがある。
猿と狐は一度だけ見た。

でもまだ一度も見たことがない動物がいる。
うわさではよく聞くヌートリア。
ヌートリアだけは一度も見たことがなかった。
ところが昨日、運転してたら前を動物が横切って行った。
狸?
いや違う。
アナグマでもない。
イタチでもテンでも。
キリンでもゾウでもライオンでもパンダでも狛犬でも龍でも河童でも鬼でも天狗でももちろんない。
そうだ、あれが噂のヌートリアか。
帰ってネットで検索したらやっぱりヌートリア。

まあヌートリアを見たからと言って、別にどうってことはないけど、
でもちらっとだけど初対面。
見ないよりは見たほうがいい。

えっ、ヌートリアも見たことのないの?ふ~~ん。
とちょっぴり優越感に浸ることができるから。
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ため息ばかり・・・

2015年05月05日 03時47分57秒 | 山羊の話


1歳の雌ヤギ「ミドリ」
こいつがなかなかの厄介者で、全然なつかない。
1メートル以内に近寄るとさっと逃げ出す。
そのうえとっても敏捷で絶対につかまらない。
しょっちゅう小屋から飛び出して野菜を食べる。
ほかの山羊の部屋よりもずっと囲いを高くしているのに、それでも脱走する。
山羊飼い12年、こんな山羊初めてだ。
ミドリに比べたら不良ヤギのユキのほうがまだ扱いやすい。
ミドリを見るたびに出るのはため息ばかり・・・



こちらはミドリの母親の「カモメ」
変な奴ばかりの我が家の山羊たちの中では唯一のまとも山羊・・・でもないか。
草場につなごうとロープを引くと必ず両手両足を踏ん張って逆らう。
逆らうことが自分の使命、生きがい、と思っているらしい。
おまけにものすごく力が強い。
毎日カモメと綱引き競争をしている。
格闘するたびに出るのはため息ばかり。

何でこうも我が家にはまともな山羊はいないのかなぁ。
飼い主はとってもまともなのにねぇ・・・
出るのはただただため息ばかり。
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大河の一滴

2015年05月04日 19時11分59秒 | 酒の話
「大河の一滴」を飲んでいる。
泡盛ではなく麦焼酎。
雲海酒造の長期熟成酒。
長期熟成?
何年熟成したのだろう?
熟成年数を表示してほしい。
ちょっと粗さが気になる。

長期とは何年以上か?
はっきりとした定義が欲しい。
25度というのも気になる。
本来焼酎は40度以上の強い酒。
それを勝手に薄めないでほしい。
こちらの好みによって薄めて飲むよ。

・・・なんてごめんなさい!
別に「大河の一滴」に不満や恨みがあるわけではないのです。
ただ泡盛を飲んで今までの焼酎にとっても疑問を持ったのです。
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久しぶりに・・・

2015年05月04日 07時45分31秒 | 陶芸
昨日は久しぶりに雨。
たまには雨もいい。

この2~3日久しぶりに陶芸をした。
たまには陶芸もいい・・・
たまには?
いやもっとしないといけないな。
失敗ばかりだった。

竹細工も長いこと作品作ってないな。
そろそろ作らないと・・・

今日も雨。
たまには雨もいい。
今日も陶芸しようかな。
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青い卵

2015年05月03日 18時34分39秒 | 鶏の話
鶏が4羽、卵を抱いている。
それで自給用に20数羽飼っているのに、今自給もままならぬ。
というのもほかの鶏が抱いてる鶏のそばにきては卵を産みつける。
卵を抱くのはとっても大変なこと。
21日間も満足に食事も水もとらないでじっと抱き続ける、
こんな苦労をするよりも他の鶏に抱かせたほうがいい!
こんなホトトギスみたいな鶏のためにどんどん抱いてる卵が多くなる。

・・・というわけで今、自給用にもこと欠いている。
20数羽かってて、収穫できる卵は?
ゼロから2~3個!
我が家の鶏はこのぐうたら百姓の性格に影響されたのか、
めちゃくちゃ怠けもの。
めちゃくちゃ卵の産みが悪い。

まあ、その理由もわからないではないのだけど・・・
1/4は雄鶏。
残りの半分は月に1週間くらいしか卵を産まない烏骨鶏とその雑種。
さらに雌鶏は卵を産んでくれるお礼にさばかない。
(よそでペットで飼っていた3羽の雄鶏もさばかない)
というわけで年寄りの雌鶏も多い。
これじゃ卵産まないわけだよね。

でもね、そんな話じゃなくて青い卵の話。
4羽の抱卵鶏のうち1羽に知人からもらってきた青い卵を抱かせている。
アローカナという品種だと思う。
殻は青いけど中身は普通、味も普通。
でも殻が青いのってとってもインパクトがある。
見た目もきれい。
5個抱かせたので3~4個は孵るだろう。
晩秋には青い卵が食べれるかな?
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コアジサイ

2015年05月02日 18時31分01秒 | 花便り


これコアジサイ(?)
アジサイに比べると花も小さく地味だけど、
よ~く見るとかわいい。



ところでアジサイの話。
この農園は水仙はいっぱい咲くけど、いっぱい育ててるけど、本当はアジサイが大好き!
それでアジサイをいっぱい咲かせたかった・・・
でもどうも相性が悪い。
うまく育たなかったり、せっかく根付いてもうっかり草刈機で刈り取られてしまったり・・・

アジサイは故郷の長崎市の花。
学名は「オタクサ」
シーボルトの妻「お滝さん」から付いた名前。

シーボルトきっと日本原産のアジサイが大好きになったのだろう。
梅雨のころ咲くアジサイ、
雨上がりに雨粒で光り輝くアジサイが大好きだったのだろうね・・・
それでお滝さんの名前をアジサイにつけた。
・・・そんな風に思う。

その後「シーボルト事件」が起きた。
海外に持ち出すことが国禁だった伊能忠敬の地図を持ち出そうとしたことが発覚して、国外追放になった。
それで二度と日本に来ることができなくなり、お滝さんにも娘のイネにも会うことができなくなった。
そんなシーボルトの気持ちを、日本への思いを、
そんなことが積み重なったシーボルトの晩年をドーデは月曜物語で書いている。

その後、幕末に開国してシーボルトは再び日本に来ることができるようになった。
そして娘との対面。
でも時のへだたりを埋めることはできなかったようだ。

娘いね(オランダおいね)は数奇な運命をたどった後日本最初の女医になった。

今、お滝さんもいねさんも、
長崎の繁華街、思案橋のちょっと上、我が家の実家の墓の近くでひっそりと眠っている。
たまに墓参りするたびに、お滝さんやいねさんの墓を通る。
そして心の中で黙祷する。

・・・アジサイはそんな思いを込めた花。
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かりゆし

2015年05月01日 18時54分31秒 | 酒の話
泡盛を飲んでいる。
「かりゆし」を。
いつも買うのは1升瓶や一升パックなのだけど、1升瓶がなかったので4合瓶を買った。
4合瓶は割高なのでいつもは買わないのだけど・・・

味はこの前呑んだ「残波」系。
辛口で粗い。
新酒と古酒・・・やっぱりはっきり違いがあるね。

ウィスキーは何年も寝かせるのが常識。
焼酎も同じ蒸留酒だから寝かせるほど美味くなる。
それをどうして未成熟の蒸留酒を売る?飲む?

本当にみんな焼酎を味わって飲んでるの?
焼酎ブームっていうけど、その実、ほんとはみんな金がなくてしかたなく安酒を飲んでいるだけじゃない?

焼酎メーカーに言いたい。
もっとプライドを持て!
ウィスキーメーカーみたいなプライドをもて!
朝ドラ見たか?
あのまっさんの苦労見たか?

うむ、いかん!
だんだん「かりゆし」がまわってきたな。

なんて、書くと「かりゆし」が不味い酒みたいの思われるかもしれないけど、
今まで飲んでいた焼酎よりも美味いと思うよ。
でもね醸造酒と違って蒸留酒は寝かせるほどうまくなる。
ウィスキーメーカーみたいなプライドをもとうよ。
そうすると日本の地酒から世界のブランドへ、
単なる安酒ではなくウィスキーやブランデーと並ぶ世界の高級酒になることができるんだよ。
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タケノコ

2015年05月01日 11時21分57秒 | 田舎暮らし
今どきのタケノコはもうすっかり厄介者。
みんなあんなに夢中に掘ったのに、
今ではみんな蹴飛ばして行く。

田舎暮らしを始めたときそれが不思議でたまらなかった。
どうして食べないのだろう?
せめて竹にしてあげたらいいのに・・・

里山では竹を使う習慣がほとんどなくなり、
ほっといたら竹のジャングルになってしまう。
それでもういいや、というくらいタケノコをとった後は、ただの邪魔者。

そして古い竹だけが残り、竹林は劣化していく。
いたるところで黄色くなった竹が倒れている。

そんなの見ると、タケノコをとるだけではなく、
お礼にほんのちょっとでも面倒を見てあげたら、
青々とした竹林がよみがえるのになぁ・・・
なんてついつい思ってしまう。

劣化した竹林はまるで里山の今。
里山もまた劣化している。


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