息子、せっかくの弁当を忘れて行った!
高校の時は、もったいなくて届けたこともあったが、
(自転車で10分の所だったもんで)
もう届けられない。
もったいないので、自分で食べようと思い持参する。
しかし、元々高校生向けのメニューだ。
カロリーは高いし、息子の弁当箱だと量も多い。
半分ぐらい残してしまったが、
それでもいつもより、お腹パンパンで苦しい。
夫は今日、年に1度のISO審査が終了し、打ち上げ。
息子はテニスサークルの新歓コンパ。
私は娘と一緒にキャラメルボックスの舞台、
「ミス・ダンデライオン」を観に行く。
石川寛美ちゃんから招待券をいただいたのだ。
原作は梶尾真治の小説で、私の大好きなタイムスリップ物。
すごくいい席を取っていただいて、嬉しい。
生でキャラメルボックスを観たのは初めてだ。
劇場のロビーにはグッズが売られ、
ファンがひしめき、熱意が感じられるロビー。
サポーターズクラブというものが存在していて、
記念品をもらうために並んでいたりする。
いずこも同じだ。
こういうものは、ハマって観た方が絶対に楽しい。
結論は、すっっっっっごくおもしろかった!
これはもうひとつの作品「あしたあなたあいたい」も観たくなる。
娘も、隣の席で笑い声をたてていた。
私はちょっと泣いた。
終演後、シアターアプルを出ると、ちょうどコマ劇場前広場に、
一次会を終えた息子のサークルの集団が溜まっていたらしく、
あいかわらずホストのような息子の背中を見つけ、
ぽんと叩いて声をかけた。
コンパ会場と、劇場が近かったのは本当の偶然なのだ。
息子はとても楽しそうに先輩たちと談笑していて、
「母と妹です」と、きちんと紹介した。
やればできるんじゃない、ちゃんとした行動も。
大学の新歓コンパで酒飲むなと言うわけにもいかないから、
(というか、私だって飲んでたから、たぶん)
「飲みすぎるなよ」とだけ言って別れた。
娘とパスタを食べて帰宅。
12時前に息子、顔色ひとつ変えずに帰って来たと思ったら、
その後、しばらくトイレにこもることになった。
だから言ったのに、具合悪くなるまで飲むなと。
こうやって、適量を覚えていくのだろうか。
水とウコンを飲ませる。
「おかしいな、意識ははっきりしてるんだけどな」
と、妙にはっきりした口調でしゃべる。
酔っ払ってるように見えないね、一見。
夫はたぶん、息子より数台あとの電車で帰宅。
こちらも飲んでいるのだろうが、しゃんとしている。
でも、こうやって大学生活楽しんでくれればいいや。
少しは新しい風が入ってきたかな。