何度か書いているが、
7月8日にパキシルを飲み始めてから、私は泣けなくなっている。
どう考えても、普段の自分なら泣いている状況でも泣けない。
これは薬の作用(の一部)であると思われる。
今朝、見た夢。
私が、本屋の仕事をや~めたと言って、
すぐ近所で、八百屋を始めている。
すると、店長も、マスオさんも、ネーチャンも、
一斉に「本屋、や~めた」と言って、
私と一緒に八百屋をしている。
4人で横に並んで、お客さんに野菜を売っている。
マスオさんは、女性にモテているらしく、
女性の客は、マスオさんの所へ行く。
男性の客は、ネーチャンの所へ行く。
暇でつまらない。
待てよ?
4人で、ここで八百屋やってたら、
本屋は、どうなっちゃったの?
店長と2人で、そーっと様子を見に行った。
誰が店を開けているのか。
誰が本を並べているのか。
すると、○○書店と書かれた店の中は、
CDショップに変わってしまっている。
オーディオ機器も並んでいる。
がーーん。
私が店をやめたばっかりに、
本を買える店が、なくなってしまった。
ショックだった。
ものすごく後悔した。
八百屋の店先に戻って、ポロポロ泣いた。
「何も、そこまで泣くことないじゃん」とネーチャンが言った。
「あー、7月6日以来、3ヶ月ぶりに泣いてるよ」
と言いながら、私は泣き続けた。
結局、それは夢だったので、
泣いていない記録はあいかわらず更新中なのだが、
それほどまでに、私、本屋の仕事が好きだったのかなぁ。
あの店がCDショップになったら、
やっぱり、ちょっと泣くかもしれない。
半日、起きられず眠って過ごす。
午後、夫がホッケを焼いてくれたので昼食。
それを食べてから、ワークショップの稽古に出かける。
猫メイクしている人や、猫耳をつけている人がいる。
「私は、腹と尻を隠したい」と言うと、
美大のかおりんが、グリザベラ風のファーを巻いてくれた。
これで安心・・・せずに、少し痩せようよ。
今日は、青山先生、R先生、mana先生、Y子先生、勢ぞろいで、
(Y子先生は、先にお帰りになったようだが)
さらに、照明の方、音響の方も、いらした。
どういう順序で稽古したかさえ思い出せないほど、
盛りだくさんだった。
CATSを数回、ジーザスを2回ほど、
ライオンキングは、何度も何度も稽古する。
ライオンキングの鳥の振りに少し変更が入った。
R先生のおっしゃる歌い方を維持しながら踊ると、
本当に、酸欠になりそう。
マラソンのような歌だ。
mana先生は、さらに演技的に高度な指導をなさる。
一羽一羽の鳥にも、それぞれの人生(鳥生?)があること、
どんな環境で生まれたのか、
どんなふうに育ったのか、
今、新しい未来の王の誕生を祝うために、
どんな気持ちで、プライドロックをめざしているのか。
自分の役の履歴書を作るというのは経験があるが、
ダンスにも、それが必要なのね。
本当にコーラスラインに立っているようだ。
日常生活に戻るのが困難なほど、楽しんでいるぞ!
25歳の自分に、今の自分の半分も根性があったら、
どんなによかったかなぁ。
ああ、いかん。
過去に背中を向けな。
朝寝。
午後、心療内科で薬をもらって、
(今回は何の問題もなし)
夕方から、ミュージカルワークショップの稽古へ。
とうとう1週間、股関節の痛みが取れなかった。
でも頑張る。
22年前の、絶望していた自分に見せてやりたい。
今回の、青山先生との舞台を。
コーラスラインのオーディション風景は、
まったくの、ぶっつけ本番でやるらしい。
青山先生は、演技する余地を与えたくないらしい。
いきなりの質問に、素の反応が返ることを期待しているようだ。
「CATS」の返し稽古。
「ライオンキング」の返し稽古。
「ジーザス」の返し稽古。
何度も、何度も、繰り返して、そして通す。
7日間の稽古で、ほぼ仕上がるなんて信じられない。
青山先生も、5割程度の力で歌ってくださっている。
20代の大ちゃんも可愛くて素敵だけど、
50代の青山先生も、かっこよくて素敵だ。
ああ、本当に幸福。
帰り道、青山先生に
「ワン」の手拍子のことについて聞いてみた。
「頭打ちされて、出演者は踊りにくくないんですか?」と。
すると、
「そんなこと気にしてたら、やってられないよ~」
と、おっしゃった。
「日本人は、頭打ちしたがるんだよね」
「初演の頃から、頭打ちする人が多かった」
とも、おっしゃった。
私は断固として「ワン」の手拍子は裏打ちします。
負けないぞ~。