ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

10月20日(金) 「青山明さんと舞台に立とう!」本番

2006-10-21 19:40:50 | ミュージカルを歌おう

出勤する夫と、登校する娘を送り出し、
のんびり寝ている息子に声をかけて、出かける。

大荷物。
何Kgぐらいあるのだろう。
衣裳・小物が4曲分。
プラス化粧道具や、食糧や、なぜか読む暇がないのに本まで。
チャチュケ1匹分よりは軽いとは思うけど・・・。

まだ朝のラッシュの時間。
右手につり革、左手に杖、とうとう目的地まで座れず。
(座って本を読もうと思っていたが、甘かった)

9時半、赤坂コミュニティぷらざに到着。
ホールで、組み込みチラシの作成。
タイムスケジュールが、よくわからないまま、
(ゆうべ、寝た後でメールで来ていたらしい)
着替え、昼食、メイク。

昼の部の場当たりを、客席で見ているうちに、
試験を終えた娘が到着。
彼女は今日は、受付のお手伝いだ。

昼の部の通し稽古が終わり、すぐに昼の部の開場、開演。
北川クラスの、のんちゃんやKomさんに会った。
私たちは、影コーラスでがんばる。

それ以外の時は、下手袖で、
青山先生mana先生「美女と野獣」や、
「ダンシングクイーン」、「ワン」を、
たっぷり、うっとり堪能した。
青山先生も、mana先生も、すごく素敵だ。
ガストンの青山先生は、ものすごっくヤらしいし、
王子としてダンスしていると、ものすごっく素敵。

食べたり、歯をみがいたり、しているうちに、
夜の部の場当たりが始まる。
(マイミクのgattoさんは、
ちゃんと、時間の流れを把握した日記を書いていらした。
冷静だなぁ。
私は『いつの間にか』とか『そうこうするうちに』とか、そんな感じだ)

場当たりの途中で、
舞台の本番を終えたM先生が登場。
なんて素敵なの!
もう嬉しくて、嬉しくて、ぴょんぴょん跳ねちゃう。

夜の部の通し稽古を終えて、
軽く、おにぎりを食べて、本番。

「ジェリクルソング」の時はもう夢中。
たぶん、チビソロでは音がよろけたと思う。
あと、片足に体重をかけるポーズでは、
どうしても、ふらふらよろよろしがちなのを必死で抑えた。
全然緊張しなかったのは、きっと皆と一緒だったからだね。

次の「ライオンキング」に着替えながらも、モニターに注目。
なるべくさっさと着替えを終えて、
袖に戻って、先生たちの歌を聴く。
青山先生とmana先生「オペラ座の怪人」から2曲。
なんという可憐で、可愛らしいクリスティーヌなのだ。
思わず、キスするのではないかと思うぐらい、
素敵なお二人だった。

「サークルオブライフ」は、
R先生の歌声がホールに響くと、わくわくしてくる。
歌いっぱなし、動きっぱなしなので、息が切れるが、
その息が、切れきったあたりで、
真後ろからR先生の歌声が聴こえ、勇気が湧くのだ。

それから「コーラスライン」のオーディションの衣裳に。
この時も、もちろん一番に袖に戻って、
M先生を中心に、青山先生R先生の、
「生きているってすばらしい」
「友達はいいもんだ」
に、聴き惚れる。

その後、M先生がソロでジャズを披露。
すっきり伸びた、美しい背中に見惚れながら、
もう、雲の上にいるような気分だった。
U田Y子先生が、途中から素晴らしいダンスでからんで、
最後にちょっと一緒に歌う。
Y子先生の歌声、初めて聴いたわ!
娘も、10年ぶりにY子先生に会えて、
(本人は覚えていやしないのだが)
親の私はしあわせ。

「コーラスライン」のオーディションでは、
思いがけず「年はいくつ?」と質問をされて、
(稽古では一度も指されなかったのに。
どうやら先生、若くない人間に年を聞いている模様)
「19歳・・・になる息子がいます」
と言ったら、意外なほど客席が受けて驚いた。
あとで客席にいたネーチャンから、メール。

「帰り道で前を歩いていた人たちが、
『19歳の息子がいるってことは・・・
ねぇ、25歳で産んだとしても・・・』
と計算しているので、
正解を教えてあげたくなっちゃいました」

そんなものは教えなくてよろし。

「ジーザス」の衣裳に着替えて、
袖で、青山先生とmana先生「ワン」を観る。
カッコイイなぁ、お二人とも。

「ジーザス」になると、もうすっかりリラックスしていて、
みんなで最後まで楽しんでやろうねという気分になっている。
上手側のkeichanや、すぐ横のじゅりちゃんや、
ユダを歌う青山先生とまで、何度もアイコンタクト。

2番から、ユダのパートでM先生が颯爽と登場。
もう、もう、私の歓喜はピークに達する。
失神するという感じでもなく、
ああ、危ない薬でハイになるって、こんな感じかなぁ。
おかげで、かなり脚を酷使しているのに、
股関節の痛みを、まったく感じない。

わずか数メートル先のM先生を見つめながら、
「今、死んでもいいかも」と思いながら歌う。

終わったらすぐ、ホール入り口へ飛んで行き、
お客様をお見送りする。

マイミクのなべっつい★さんがいらしてくれた。
どうもありがとうございました。
それから、M夫人と純平
「あなたはしあわせね~、こういう世界があって」
と言ってくれた。

ふと見ると、M先生がお客さんに囲まれて、
握手に応じている。
人気者だ。
その握手を求めている集団の中に、
chihaさんと、私のお客、北川クラスの数人を発見。
のんちゃん、Yamさん、Inohaさん、Saiさん、KUMIさん

みんな、ずるいわ~!
私だって握手してもらいたいよ~!

男性出演者のSasaさんが、Yamさんのお知り合いだったので、
またまたびっくり。
お噂は 前から~♪

重い荷物は、観に来てくれた夫に頼んで、
持って帰ってもらいました。
ごめんね>夫
パキシル飲みながら、稽古で気持ちを支えた私を、
ちっとも迷惑がらずに、めんどうみてくれてありがとう。
やっぱり、あなたは前世で私のママだったのかも。

四季のM・Tさんがいらしていて、
大判焼きを差し入れてくださったのだが、
1個も食べられなかった、残念!

終わった途端に、両足に激痛。
痛み止めを飲んでも、効きやしない。

控え室前の廊下で、すかさずM先生に、
「先生、握手してください」とお願いすると、
「出演者なのに」と笑いながら、握手してくださった。
さらさらした、大きな、やさしそうな手。

打ち上げでは、死に物狂いでM先生の隣を死守。
反対側の隣は、やはりM先生ファンのカズ兄が陣取る。
M先生は、とても誠実で、まじめで、物静かな方だ。
うっかりと、変なこと言えない。
そして、やはり芝居がとてもお好きなのだ。
もう少し、ニール・サイモンの話などしたかった。
明日も舞台があるということで、早々にお立ちになったが、
その前に、みんながワークショップのTシャツに、
先生のサインをもらい始めた。
私は、Tシャツを夫に持ち帰ってもらっているので、
5年手帳に、サインをいただいた。
ツーショットの写真も撮らせていただいた。

本当に、今、死んでもいいや。

Y子先生も、mana先生も、比較的早めにお帰りになった。
mana先生と、お写真を撮れなくて残念だったが、
まだ来週の、打ち上げパート2があるわ。

青山先生との記念撮影には、
(カメラが壊れて、携帯で撮った)
娘が座敷ワラシのように、真ん中に入り込んだ。

女性陣に断然、大人気なのは、さばさば系のR先生
お話がおもしろい。
しらふでいるのに、酔っ払ってる感じ♪

chihaさんも、大好きなR先生とツーショット写真を撮って、
ハートマーク付きのサインもいただいて、
ああ、お互い最高の1日でしたねぇ。
これからも、ずっとずっとよろしくね。
海外赴任からお帰りになるのを、待っています。
(まだ出発もしていらっしゃらないけど)

みんなの衣裳やメイクに大活躍してくれたかおりんとハグ。
じゅりちゃんともハグ。
あきこさんともハグ。
若い女性の抱き心地って、とても気持ちいい。
みんな、ありがとう。

なんとか終電に間に合ったけれど、
殺人的な混雑で、
一緒に電車に乗った皆さんと同じ車両の中ではぐれてしまい、
お別れすら言えなかったけれど、
お疲れさまでした、とても楽しかった。
ありがとう。

同じ駅で降りたはずのR先生とも、全然会えないまま帰宅。
娘も、R先生のファンになったそうです。

コメント (15)
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