一応、クリスマスイブなのでケーキ・・・・。
今日は、ラフィキ先生の出演するミュージカル、
「失明する世界~イヨネスコ『犀』より~」を観に、
吉祥寺の劇場へ行きました。
ワークショップ仲間の葉月さん、keichan、あきこさんと一緒に。
娘は友達と出かけたけれど、
「ラフィキ先生に渡して」と一所懸命、ガトーショコラを手作りし、
幼い文字で手書きしたカードとともに、託された。
いい劇場だった。
小劇場なのだが、比較的舞台スペースが広いし、
客席の段差が、たっぷり確保してあるので、
たぶん、どこにすわっても見やすい。
私は、最前列で観たけれど。
ラフィキ先生・・・愛らしく可憐。
とても女の子らしい。
歌声もさすがに、ものすごく美しかったが、
あのパワフルな、大地を揺るがす歌声とはまた違う。
がははと笑う先生の中に、
こんなに可愛らしい女の子が隠れているとは。
女優さんなんだから、あたりまえなんだけどね。
他の出演者も魅力のある方がいっぱいいらした。
あとで聞いたら、主演のいじらしくて哀れな青年は、
青山先生の舞台の時に照明をしてくださった方だし、
その友人役で、衝撃的な犀への変身を遂げた青年は、
同じく、音響をしてくださった方だった。
皆さん、ラフィキ先生の人脈のスタッフだったのだ。
個人的には、学者とその妻が非常に印象的だった。
ところで、この原作となったイヨネスコの「犀」なのだが。
気になってしょうがない。
全然まったく、どこでどう接点があったのか記憶がないが、
いつか、どこかで、読むか観るかしている。
あるいは、読んだ人の感想を読んだのかもしれない。
初めて犀の集団を目にした人々の、
シュールで無意味なやりとりは、自分で音読したような記憶すらある。
なんなんだろう?
いつ、どこで触れた作品なんだろう?
観た舞台は、たいてい観劇日記に記してあるし、
観たのに、全然覚えていないということはありえないのだけれど。
もしかして学生時代に、演劇論の授業か何かで、
教材になったことか何かあるのかもしれない。
私と一緒に、「犀」に触れた記憶がある諸先輩方、ご同輩方、
よかったら私に、いつのできごとだったのか教えてください。
閑話休題。
終演後、ラフィキ先生に会えた。
先生が、ハグしてくださったが・・・
とても華奢な女性なので、こちらが抱いている気分。
ああ、女性は抱き心地がいい。
(男性とのハグなんて、夫と息子と青山先生しか経験がありません)
同性は、こういうことができるから嬉しい。
(紳士なM先生が憎いっ!)
青山先生の舞台からこっち、
じゅりちゃんや、かおりんや、あきこさん、
多くの若い女性をハグして来たが、みんなとても心地いい。
(変態親父のようなことを書いてごめんなさい)
ラフィキ先生も、本当に綿のようだった。
chihaさんがこの舞台を観たら、
もっと先生のことを大好きになってしまうこと間違いなし。
大好きってせつないよね~。
あんなに素敵で、誰からも慕われる先生に、
知り合えて本当にいい1年だった。
せっかく吉祥寺に行ったので、
近所で唯一残っているウッドベリーズで、
久しぶりに、フローズンヨーグルトをテイクアウトでたくさん買った。
アボカドが切れていたのが残念。
新しい味、「しょうが」を試した。
冬は、ゆずとチーズの組み合わせがおいしい。
帰宅後、M1グランプリを見ながら爆睡。
いまだに「犀」の謎が気になっている。
息子、始発で帰宅。
インフルエンザの予防接種の予約時間までに起こすのに、
メチャクチャ苦労した。
おまけに不機嫌だし。
寝不足で不機嫌になるぐらいなら、
たっぷり眠れる時間に帰って来い!
その後、ワークショップのお仲間の、
Jacoさんと、モリリンが歌う、ミュージカル発表会を観に行く。
北川軍団のYamさんが、出ていなかったのは残念。
3人で話していたら、モリリンのお友達のお母様に、
「モリリンのご両親?」と言われたのがおかしかった。
Jacoさんと私のことです。
もちろん、モリリンが息子でも全然不思議はないんだけどね。
keichanも観にいらした。
keichanとは、昨日も今日も明日も、
3日連続で一緒にお出かけだ。
いろんな方が、いろんな歌を歌う。
四季以外、ほとんど知らない私には、
聴いたことがない曲もいっぱい。
「アスペクツ・オブ・ラブ」の、
「Anything but Lonely」を歌った方がいて、
聴いているうちに、
ああ、ジョージが死んじゃった・・・・・。
ああ、あのジョージ、もう観られない・・・・・。
などなど、いろいろ考えて悲しくなってしまった。
同じく、光枝さんファンのkeichanも、
やはり泣きそうになっていたそうです。
こんなに大好き、もうどうしよう。
Jacoさんについては、ご本人と知り合う前から、
Yamさんにより、いろいろな情報を与えられていた。
「とってもおもしろい歌い方をする人」
「何者だか正体不明」
「とにかく一度見せてあげたい」
などなどと・・・。
そのJacoさんの歌をついに目の前で聴く機会に恵まれたわけだが。
出演者、皆さんたいていは、そこそこ緊張していらっしゃる。
中には、こちらに痛いほど緊張が伝わる方もいらした。
Jacoさん、全然緊張していない。
遊び気分満載で、
「ちょっぴりオツムに、ちょっぴりハートに」を、
思いっきり楽しんで、観客も楽しませて、
たいした役者っぷりだ。
途中で、
「みんながしあわせになれたらいいなぁ!」
とい台詞が入った時には、
嬉しくて、keichanの肩を叩いてしまった。
(ごめんなさい)
お仲間の皆さんからも、自然に手拍子が入ったし。
「普通のサラリーマンだ」と自称しているが、
そんなはずない、あってたまるかと思う。
ミュージカルを歌う仲間には変わった人が多いけれど、
Jacoさんは、5本の指に入る謎の人物かもしれない。
北川軍団の大奥総取締役Odグリザ様に匹敵する。
音大のモリリンは、「愛せぬならば」を歌ったが、
とても低い声が、きれいに力強く出る。
ワークショップの「ライオンキング」の時は、
とても高い音を歌っていたが、その時もきれいな声だった。
こんなに深みのある声で歌っているのは初めて聴いた。
さすがだね。
いろんな人の、いろんな歌が聴けておもしろかった。
でも、Jacoさんとモリリンが一番うまかったよ。
これは身びいきじゃないと思う。
明日はラフィキ先生のミュージカル!
帰宅後、予防接種のせいで微熱が出て来たので昼寝。