ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

10月17日(火) 親切=不親切??

2006-10-18 19:33:48 | 本屋ネタ

店で、開店早々とても心外な事件があった。

私は、定期購読の雑誌の仕分けをしていたし、
ネーチャンは、たぶん新刊コミックを袋詰めしていた。

そこへ、偉そうなじーさんが現れ、
「おい!」と私に言う。
「おい!」って何よ、と思ったが一応、
「いらっしゃいませ」と言う。

彼 「キミマロの本あるか」
私 「綾小路きみまろですね」

私が、こう話している間にも、
素早くネーチャンが、パソコンで検索を始めている。
素晴らしきコンビネーション。
無言でツーカーの連携プレー。

「今、お調べしておりますので、少々お待ちいただけますか」

そう言って、私は自分の仕事を続けた。

わずか数秒後(朝のうちだったのでパソコンも軽かった)、
何か1冊だけ在庫があることがわかり、
それを告げようと、ネーチャンが振り向いた瞬間。

じーさんは、
「もういいや、対応悪いから・・・」
と、小さくつぶやくように、
怒りのこもった捨て台詞を残して出て行ってしまった。

さて、ここで問題です。
この店の店員の、どこがどう対応が悪かったのでしょうか。

1.「今、お調べしております」と言ったこと

2.すぐにパソコンで検索したこと

3.ほとんど待たせずに結果がわかったこと

4、レジを飛び出して、店中の棚を探して歩かなかったこと

5.二人そろって検索しなかったこと

6.パソコンで在庫を調べられるとは思わなかった

たぶん、じーさんにとっては、4番と5番と6番が正解でしょう。
(これも推察に過ぎないので、
 実際のところ、何が気に入らなかったのかわかりません)

4番への言い分。
あるかないか、わからない本を、
やみくもに、店内を探し歩くより、
まず在庫の有無を確認した方が、ずっと早いんです。

5番への言い分。
二人でパソコンの前に立っていても結果は同じです。
それぞれ別の仕事をするのは当然のことです。

6番への言い分。
「今、お調べしております」と現在進行形で言ってるんだから、
信用してくださいよ。

これが捨て台詞なんかじゃなくって、
ちゃんとしたクレームだったら、
きちんと、納得のいく説明をできるんだけど、
わけがわからないまま怒られて、ストレスたまった。

うちの店の従業員は、全員、対応がきちんとしている、
とまでは言いません。
でも少なくとも私とネーチャンは、
できるだけ短時間でお客さんの要望に沿えるよう、
いつも最善の方法をチョイスしています。

ちゃんと検索して、在庫を見つけて、
探している本を今まさに持って来ようとしていたのに、
「対応が悪い」と言われるぐらいなら、
最初から何もせずに、
「ありません、申し訳ありません」
と言った方が、じーさんにとってはいい対応ということになる。

ほんの数秒、待てないのなら、
人に、ものなんか尋ねない方がいいですよ。
よほど売れ筋の本でない限り、誰も即答なんかできませんから。


 

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10月16日(月) 講談社は偉いっ!

2006-10-16 23:31:03 | 書籍・マンガ

講談社えらいっ!
のだめの新刊、充分に在庫がある!
一番売れる時期(ドラマ開始!)に、
一番売りたい時期(チャンスは短いのよ)に、
一番お客さんが買いたがる時期に(大人買いする人多し!)に、
在庫を潤沢に用意する。
そうでなくっちゃ、売りたくっても売れないよ~。

某社とか、某館とか、
一番売れる、一番売りたい、一番買いたい時期に、
品切れ、品切れ、品切れ、品切れ、品切れ。
やっと重版したと思えば、
1日3冊までしか注文受けないとか。

そんなことしてて、売れるわけないじゃん!

や~っと世間に本が出回る頃には、
ドラマや映画は終わっていて、
人気も下火になっている。
売る気ないんだよね、としか思えない。

講談社がんばれ。
のだめがんばれ。

仕事をあがると、
息子のベーシックな彼女のAから着信あり。
(高1の時から、別れたり、戻ったり、別れたり、くりかえしている。
 息子に振り回されている腐れ縁だと思う)

また息子が、バカなこと言い出した模様。

本当に、あいつ頭おかしいのかな?
母は、
「頭おかしいわけじゃなくて、頭が足りないだけよ」
と言う。

本当かなぁ。

整形外科で、年に1度のレントゲン診断。
この1年で、特に悪化はしていない。
念のため、障害者手帳の申請のことを聞いてみたら、
「今の段階だと6級なら取れるけど、6級はほとんどメリットがない」
そうだ。
じゃ、いいや。
めんどくさいから、やめた。

息子のことで気が滅入って、
夫と一緒においしいうどんを食べに行き、ちょっと回復。
食べないと、精神的に浮上できないというのは困るなぁ。

のだめは、ドラマもおもしろかった。
いいぞ、いいぞ、上野樹里。

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10月15日(日) ミュージカルカラオケ

2006-10-16 23:11:04 | 日々雑記

夫は、家でなんやらの試験の勉強をしている。

ジャマをしないように、娘と2人で新宿へお買い物に行く。
「ライオンキング」の時に使う、サムシングブルーの小物、
「ジーザス」の時に使う、サムシングブラックの小物、
それから、これもジーザス用に安いアクセサリーを購入。

その後、娘が洋服を買うのに付き合う。

私は、ファッションというものに、
まったく興味がないので、
息子や娘のように、着る物を買う楽しみというのを知らない。

昔は、母が選んだものを無造作に着ていたし、
今は、寒くなく、暑くなく、楽であればいい。
ジーンズや、ユニクロのTシャツぐらいしか、
自分の服って、買ったことないのだ。
(ちょっと気張らなければならない時は、母の服を借りる)

その分、本や、レコードや、芝居のチケットに
お小遣いを使っていたわけだけど。

その後、娘に誘われてカラオケ。
青山メソッドを意識して歌うと、
なんだか前より、じょうずに歌えているような気がする。

「アット ザ バレエ」が新しく入っていて嬉しい。
「スカー王の狂気」は、やっぱりのどがつまる。

娘は怖い歌ばっかり歌うから嫌よ。
SOUND HORIZONというアーティストの歌)

夫が作った、ハヤシライスで夕食。
今日は、寝ないで過ごしたなぁ。

息子、テニス合宿より帰宅。

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10月14日(土) たくさんのご縁(ワークショップ)

2006-10-15 11:53:31 | ミュージカルを歌おう

衣裳合わせがあるので、久しぶりに大荷物。
大きなリュックにも入りきらないので、
旅行&舞台用の、大きなボストンバッグを持ち出しました。
左手で杖をついて、右手にボストン、しかも重い。
(この中には、小分けの袋がいくつも入っている。
 Rukoが、稽古用にとくれたバッグも、詰まっています)

稽古場に着いたら、どうやら時間を間違えたらしく、
皆は、まだ別の場所で自主練しているらしい。
私のいた場所から、さらに10分ほど歩いた場所。
大荷物を持って10分歩く自信がなかったので、
そのへんのカフェで時間を潰しながら読書。
(コンタクトを入れていたので、読書が大変だった!)

さて、1時から衣裳パレード。
「CATS」、「ライオンキング」、「コーラスライン」の順に、
美大のかおりんのセンスと徹夜の奉仕の結晶を、
青山先生にお見せする。
ジーザスでは、WSのTシャツを着ます。
  トレードマークの東京タワーが、
 青山先生のお名前のイニシャル、A・Aになっているという、
 とても素敵なデザイン)

衣裳をつけて、それぞれの返し稽古を数回。
とてもいい感じにまとまっている。
あとは、当日のゲネと本番を残すのみです。

ラフィキ先生と雑談していて、
実は、とてもご近所だったということがわかり、嬉しい。
先生は、
「酔っ払ってふらふら歩いている私を目撃されるかも」
とおっしゃっていた。

マイミクでもあるカズ兄さんのお父様が、
うちのじーさんと同世代で、
別の球団の名投手で、
試合もしたことがあるし、知り合いだったこともわかった。

同じくマイミクの、葉月さんやモリリンのお父様は、
私の、亡祖父(母方)と、縁の深いお仕事らしいし。

世の中、いろんなご縁があるものです。

稽古が終わる頃、娘が到着。
WSの通常講習(今日は青山先生の歌の基礎稽古)を
受けるためにやって来たのだ。
そちらは、10分ほど歩いた別の会場。
道を覚えていないので、一人で行けないと言うから、
待ち合わせて一緒に行った。

おかげで、重い重い荷物を娘に持ってもらえて、
私はラッキーだるら。

どうしても、娘には青山先生の基礎を、
受けさせてやりたかったんだよね。

出演者の中から、いくちゃん、カズ兄さん、かおりんが残って受講。
カズ兄さんの奥様(とてもキュートな方!)もいらしていた。
私は今日は余力があったけれど、
いくちゃんと、かおりんは、睡眠不足でへとへとだった。

前回も習ったNGポイント、「泣き」を教わり、
さらに新しく「トゥワング」を教えていただき、
トゥワングに「泣き」を入れると、
のどを傷めずに、大きな声が出せることを習った。

実践でできるかどうかは、また別の話だけれど。
今度「エリザベート」の時にやってみよう。


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10月13日(金) しまったぁぁ!

2006-10-13 22:09:45 | 書籍・マンガ
「デスノート How To Read 13」が出た。
(のだめの新刊も)

がーーん。
普通の本だけの発売もあったんだ・・・。
私はまた特装版のBOXでないと、
その本自体が買えないのだと(なぜか)思い込み、
わざわざ高い特装版を買ってしまったじゃないか。
指人形なんて、別に欲しくもないのに。

ブログに写真貼れたから、まいっか。

のだめの特装版も、よく売れる。
たぶん、今日中に売り切れるんじゃないかな。

息子、またテニス合宿に出かける。
また飲んだくれるだけの合宿なんだろうな。

どんぐり祭りで、主要キャラのエンジェルが、
きのこシリーズの家具をコンプリート。
サブキャラのエバに、
もうちょっとどんぐり集めをさせるつもり。
(どうぶつの森の話です)

眠い・・・。
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10月12日(木) 「私だけに」&Uさんご逝去

2006-10-12 21:43:54 | ミュージカルを歌おう

13日の金曜日に発売が決まっていた、
「デスノート13(特装版)」、1日早く入荷しました。
ニアがシミュレーションしていた指人形がこれ。
の本名もあきらかになったぞ。

北川先生のミュージカルレッスン、後期初日。
「モーツァルト!」に出演していたタテケイちゃんが、
レッスンに復活。
なんといきなり、
私、Inさん、Komさん、タテケイちゃん、月夜見さんの順に、
「私だけに」をソロで歌わされた。

最近、めっきりこの歌を歌ってなかったし、
指名された時、すでに声が嗄れかかっていた。
まさか初日では来るまいと思っていただけに、
激しく動揺して、まったく思うように歌えず。
ここんとこ土日、私は何をやっていたんだよと、
自分にツッコみたい。
歌い終わった後は、例のごとく、緊張で胃がカチカチ。
熱い胃痛。
早めに痛み止めを飲んでおいた。
どうしてこうなんでしょうね。

タテケイちゃんの歌を聴いて、
一瞬、胃痛も忘れた。

プロフェッショナルとアマチュアとの間には、
とてつもなく厚い厚い壁が立ちはだかっている。

同じ歌を歌っていても、まったく別物だ。
うまいとか、へたとか、そんなレベルの話じゃない。
なんだかわからないけれど、まったく別の物だ。
別の生き物だ。

R先生の歌を聴いても、毎回そう思うのだけれど、
なんなんでしょうね、あの声は、いったい。
あれは、訓練次第でどうにかなるものなんでしょうか。

四季のK・Kさんも、H・Kさんも、
若い時代を知る方たちによると、
「おせじにも歌がうまいとは言えない」状態だったそうだ。
H・Kさんものすごい努力をして、
あれだけ歌えるようになったのだという。

せめて私は、芝居心で歌えるぐらいの所まではいきたい。
熊倉一雄先生のように。

皆さんとお茶して帰宅した所へ、母から電話。

Kさんの命日の翌日の昨日。
10月11日に、
やはり母と仲良しだったUさんが若くして亡くなったそうだ。
(私より年下なのよ)
眠ったまま、とてもやすらかに亡くなられたという。
父と母が、ホスピスでもお別れの会に参加してきた。
ご両親と妹さんと、彼女の愛犬が参加していたという。

Uさんも、Kさん同様、母や父や私をいろいろな形で助けてくれた。
本が好きで、猫が好きで、いろんな話を、3人でした。
母が手術や治療で一番大変だった時期に、
元気に退院していた彼女は、
金髪のかつらをかぶって、よくお見舞いに来てくれて、
それが、とてもとてもよく似合っていた。

会えてよかったです。
Uさん、ありがとうございました。
私が覚えているのは、
元気で笑ったり、怒ったりしている、明るいUさんだけです。

そのうち、できればなるべく遠い未来に、
母がそちらへ行ったら、また仲良くしてやってね。

Kさんが10日、その1年後にUさんが11日。
2人で待ち合わせでもしていたのかなという感じ。

しみじみ。

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10月11日(水) 「14歳の母」

2006-10-12 21:13:09 | テレビ
いつもの通り仕事に行って、
なんだか今日は、やたらに股関節が痛いなぁと思いつつ、
たいした大事件もなく、
かといって、些細なお客さんのワガママに、
いちいち、ムカッとしたり、イラッとしたり、
それでも帰宅すれば忘れてしまう程度のもので、
可もなく、不可もなく。

昨日は、母の仲良しのKさんの命日だった。
今日は、母方の祖父の命日。
祖父のことを想う。

「14歳の母」を、夫と娘と3人で見た。
途中から、帰宅した息子も一緒に見た。
珍しく4人で語る材料になって、おもしろかった。

「こういう時は絶対、男の方が弱いよな~」と息子が言う。
充分に気をつけてくださいよ。

息子と娘に、
あんたらは2人とも、周囲の人たちに望まれて
生まれて来たんだと言ってやることができた。

私は、大学生の母の中に、
思いがけずいきなり存在してしまった赤ん坊だったが、
24歳の父(まだ子供だよ!)は逃げもせずに、
「それはめでたい」と言ったのだそうだ。
カッコつけ屋だけど、まあ、逃げるよりよほどマシよね。


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10月10日(火) 頭スッキリ

2006-10-10 20:01:15 | 日々雑記

早朝5時、チャチュケの発作で目が覚める。
天気がいいのに・・・明日、雨かな?

さすがに、たっぷり寝足りたので、
そのまま起きて、娘のお弁当を作る。

久しぶりに朝からパソコンもあける。
最近は、ぎりぎりまで眠っているので、
夕方まであけないことが多いのだ。

どうぶつの森は、今週はどんぐり祭り。

二度寝もせずに出勤。
昼休み中も、うたた寝せず。
すごいぞ。

帰宅後、娘のコンタクトがなくなったので、
検診がてら、処方してもらいに行く。
パスタを食べて帰宅。
ああ、また食べ過ぎた。

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10月9日(月) 寝て、寝て、寝てた

2006-10-10 19:55:18 | 日々雑記
今日が祭日でよかったと、心から思う。

9時頃、ぼんやり起床。
ずっとゴロゴロぐだぐだ。
夫が洗濯をしてくれる。

午後、自転車で買い物に出かける。
ストレッチパンツと、レッグウォーマー。
スタバで読書。

夕方、4時頃帰宅し、そのまま爆睡。
夜の9時まで、5時間眠りこけた。

それから、
「SMAP VS 古畑任三郎」を見て、
(確か8年ぐらい前のもの)
その後、またすぐ眠った。

我ながら、よく寝る。
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10月8日(日) 夢の中で泣く

2006-10-08 23:55:40 | 夢メモ

何度か書いているが、
7月8日にパキシルを飲み始めてから、私は泣けなくなっている。
どう考えても、普段の自分なら泣いている状況でも泣けない。
これは薬の作用(の一部)であると思われる。

今朝、見た夢。

私が、本屋の仕事をや~めたと言って、
すぐ近所で、八百屋を始めている。
すると、店長も、マスオさんも、ネーチャンも、
一斉に「本屋、や~めた」と言って、
私と一緒に八百屋をしている。

4人で横に並んで、お客さんに野菜を売っている。
マスオさんは、女性にモテているらしく、
女性の客は、マスオさんの所へ行く。
男性の客は、ネーチャンの所へ行く。

暇でつまらない。

待てよ?
4人で、ここで八百屋やってたら、
本屋は、どうなっちゃったの?
店長と2人で、そーっと様子を見に行った。

誰が店を開けているのか。
誰が本を並べているのか。

すると、○○書店と書かれた店の中は、
CDショップに変わってしまっている。
オーディオ機器も並んでいる。

がーーん。

私が店をやめたばっかりに、
本を買える店が、なくなってしまった。

ショックだった。
ものすごく後悔した。
八百屋の店先に戻って、ポロポロ泣いた。

「何も、そこまで泣くことないじゃん」とネーチャンが言った。
「あー、7月6日以来、3ヶ月ぶりに泣いてるよ」
と言いながら、私は泣き続けた。

結局、それは夢だったので、
泣いていない記録はあいかわらず更新中なのだが、
それほどまでに、私、本屋の仕事が好きだったのかなぁ。

あの店がCDショップになったら、
やっぱり、ちょっと泣くかもしれない。

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10月8日(日) 発表会稽古8日目

2006-10-08 23:38:22 | ミュージカルを歌おう

半日、起きられず眠って過ごす。
午後、夫がホッケを焼いてくれたので昼食。
それを食べてから、ワークショップの稽古に出かける。

猫メイクしている人や、猫耳をつけている人がいる。
「私は、腹と尻を隠したい」と言うと、
美大のかおりんが、グリザベラ風のファーを巻いてくれた。
これで安心・・・せずに、少し痩せようよ。

今日は、青山先生、R先生、mana先生、Y子先生、勢ぞろいで、
(Y子先生は、先にお帰りになったようだが)
さらに、照明の方、音響の方も、いらした。

どういう順序で稽古したかさえ思い出せないほど、
盛りだくさんだった。

CATSを数回、ジーザスを2回ほど、
ライオンキングは、何度も何度も稽古する。
ライオンキングの鳥の振りに少し変更が入った。

R先生のおっしゃる歌い方を維持しながら踊ると、
本当に、酸欠になりそう。
マラソンのような歌だ。

mana先生は、さらに演技的に高度な指導をなさる。
一羽一羽の鳥にも、それぞれの人生(鳥生?)があること、
どんな環境で生まれたのか、
どんなふうに育ったのか、
今、新しい未来の王の誕生を祝うために、
どんな気持ちで、プライドロックをめざしているのか。

自分の役の履歴書を作るというのは経験があるが、
ダンスにも、それが必要なのね。
本当にコーラスラインに立っているようだ。

日常生活に戻るのが困難なほど、楽しんでいるぞ!
25歳の自分に、今の自分の半分も根性があったら、
どんなによかったかなぁ。

ああ、いかん。
過去に背中を向けな。


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10月7日(土) 発表会稽古7日目

2006-10-08 00:02:00 | ミュージカルを歌おう

朝寝。
午後、心療内科で薬をもらって、
(今回は何の問題もなし)
夕方から、ミュージカルワークショップの稽古へ。

とうとう1週間、股関節の痛みが取れなかった。
でも頑張る。
22年前の、絶望していた自分に見せてやりたい。
今回の、青山先生との舞台を。

コーラスラインのオーディション風景は、
まったくの、ぶっつけ本番でやるらしい。
青山先生は、演技する余地を与えたくないらしい。
いきなりの質問に、素の反応が返ることを期待しているようだ。

「CATS」の返し稽古。
「ライオンキング」の返し稽古。
「ジーザス」の返し稽古。
何度も、何度も、繰り返して、そして通す。

7日間の稽古で、ほぼ仕上がるなんて信じられない。

青山先生も、5割程度の力で歌ってくださっている。
20代の大ちゃんも可愛くて素敵だけど、
50代の青山先生も、かっこよくて素敵だ。

ああ、本当に幸福。

帰り道、青山先生に
「ワン」の手拍子のことについて聞いてみた。
「頭打ちされて、出演者は踊りにくくないんですか?」と。
すると、
「そんなこと気にしてたら、やってられないよ~」
と、おっしゃった。

「日本人は、頭打ちしたがるんだよね」
「初演の頃から、頭打ちする人が多かった」
とも、おっしゃった。

私は断固として「ワン」の手拍子は裏打ちします。
負けないぞ~。

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10月6日(金) 「コーラスライン」~人生は素敵

2006-10-07 23:35:24 | ミュージカル

3時半に仕事をあがり、
もんのすごい雨風の中、娘と「コーラスライン」を観に行く。
浜松町の駅から劇場に着くまでに、
娘の傘も、私の傘も、壊れてしまったし、
あちこちに壊れた傘が落ちているのを見た。
本当に凄い。

ネーチャンとは、春の隣のカフェで待ち合わせ。
(メニューが変わったと思っていたら、
 どうやら経営が変わったらしい)

1年2ヶ月ぶりに観る大ちゃん
ダンスうまいし、やっぱりかわい~。
大ちゃんのマイクも初めて観る。

彼は、ラインに並んでいる時、
他の受験者が語っている最中の表情が、
芝居なのかどうか、わからないが、ものすごくっぽいのだ。
時には興味なさそうな、
時には眠そうな、
それがかえってリアル。

望月さんのポール、あまりそれっぽくない。
もうちょっと、弱々しいうしろめたさが欲しい。
田邊さんの方が、それっぽかったと思う。
一番、ポールだったのは市村さんだけど。

「コーラスライン」には、個人的な思い入れがある。

21年半前、人生を賭けた審査の結果が出た日。
志していた喜劇の舞台に立つことを、
断念しなければならなくなった、まさにその日に、
私は「コーラスライン」を観たのだ。
同行者は、女優の鷲尾真知子さんだった。

「今日、踊れなくなったらどうする?」
というザックの台詞が響いた。
「今日、舞台に立てなくなった」と思っていたから。

もちろん、それは若さゆえの思い込みで、
舞台に立とうと思えば、いくらでも道はあったのだけれど、
その時の私には、たった1本の道しか見えていなかったのね。
オールor ナッシングだった。
しかも、審査に落ちた理由が納得しきれないものだったから、
『去年、似たタイプを採っちゃったから』という理由で)
よけい、ただ1本の道に執着してしまった。

鷲尾さんは、
「今のKEN(♀)ちゃんには、
よけい身につまされるミュージカルだったわね」
と、おっしゃった。

鷲尾さんと別れた後、私は恋人の家へ行き、
結果を伝え、頭痛がして、吐くまで泣き続けた。
その時の恋人が、今の夫ですが。

今でも「コーラスライン」を観ると、
あの日のつらかった気持ちがよみがえるし、
若かった自分のバカさ加減に、気持ちが萎える。

でも今、隣の席で娘が一緒に観ているのだな。

この娘を得るために、私は舞台を断念した。
この娘に舞台への道筋を示すために、
私の人生はあったのかもしれない。
最近、本気でそう思う。

私には、努力を継続させる才能がなかったのだ。

閑話休題。

さて、大ちゃんだ。
役者さんはカーテンコールの時に、
高めの位置を見る方が比較的多いが、
大ちゃんは、舞台に近い席を見る癖がある。
たぶん彼の中の、手放しきれない何か、
素っぽく見せてしまう何か、羞恥心に似た何かが、
その癖につながっているような気がするの。
その妙な殻のようなもの、
大ちゃんの場合、それは一生破らない方がいいと思う。
(興奮しているので長文です)

それで、それで、
軽く20回は目が合ったな!

バカです。

最後には、私の目を見たまま手を振ってくれた。

こう思っている人、きっと大勢いたことでしょう。

嬉しかった。
るらるらな気分だった。

幸福だなぁ。

あの日、舞台に立てなくなったことが決まっても、
他に仕事を探して、しあわせに生きてるよ。

股関節がダメになった今でも、
自分さえやろうと思えば、
舞台に立つチャンスは、まだまだありそうよ。
(芝居をするチャンスは、どうかわからないけど)

まんざらでもない。
人生は素敵。
人生は素敵。
人生は最高。

蛇足。
「ワン」の時の手拍子、
客席の、かなり多くの人が頭打ちで手拍子している。
あれは裏打ちでしょう!
とても気持ち悪い。
若いお客さんが多いのに、なぜ宴会の手拍子になるのか。
気持ち悪いよ~。







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しくしく

2006-10-07 00:22:42 | 日々雑記
ネットに接続できなくなりました。原因不明です。何か緊急連絡事項があったら、携帯に知らせてやってください。お願い致します。あー、せっかく今日は「コーラスライン」観て来たのにぃ!
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10月5日(木) 今日も雨

2006-10-05 21:58:40 | 日々雑記
                       
凛とチャチュケ
が、仲良くグルーミングしていたので、
名前を呼んだら、2人同時に振り向いた。
かわいかったので撮りました。
左が凛、右がチャチュケ。

お休みの日。
夕方まで、ずっと眠っていた。
(途中で時々、目を覚ましはしたけれど)

腰は痛いが、やっと股関節の痛みが少し治まった。

夕方、近くのファミレスで、
ネーチャンとハムハムさんと一緒に夕食。
ネーチャンのDS-Liteがブッ壊れ、
1週間だけ、ハムハムさんのを借りることになったわけ。
なにしろ、どうぶつの森で、どんぐり祭りが始まるからね。

その後、ハムハムさんにお茶をごちそうになり帰宅。

半日以上寝ていたのに、なぜ疲れているのだろう。
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