10/6 カエル私も好きだった。
中学生の頃、道でカエルの卵をひろった。
直径1cmくらいのカエルの卵の入った15cmくらいの長さの透明の袋。
大事に持って帰って金魚鉢で育てて、オタマジャクシになった。
そのころ、金魚鉢の底で眠っていた亀が目を覚まして
ふと気が付くと私のオタマジャクシを食べているではないか!
目覚めてすぐ、すごい食欲。
私はすぐ両方を別な容器に入れた。
オタマジャクシは育って、15mm、20mm以下のカエルになった。
でも小さすぎて、金魚鉢に入れてある岩に足が貼りついて
そのまま乾燥してしまう悲劇。
生きられるかわからないけど、小さいカエルを庭に放した。
それから何年も経って、庭で5cmくらいのカエルをみつけた。
嬉しくて、家の中に入れて自分の部屋でしばし飼った。
カエルがみんなで夕食をしているところに入り込んで
私はすごく叱られた。
私はその子を再び庭に放した。
なつかしいカエル。
高校のとき、なぜか大きなカエルが校庭に出て
みんなキャー、キャー言っているから見たら大きなカエルがいた。
私はうれしくて、その子の両脇からつかんで
持って行くところがなかったので理科室に預けた。
そうしたら、私のクラスメイトは側に来ないでって
私を毛嫌いした。
でも当時はイジメなんかなくて、じきに問題は解消した。
孝太郎さん、間違いなくカエルの恩返しだよ。