7月13日(月)20/25℃
子猫
夜中に目が覚めた。
公園の方から子猫の泣き声が聞こえる・・!?
夜中に誰かが捨てに来たのだろうか?
公園の通路に街灯はあるが、一歩林の中に入ると真っ暗でわからない。
気になって朝まで眠れなかった。
朝明るくなるとともに公園に出かけて探したが、見当たらなかった。
あの泣いていた子猫はどうしたのだろうか?
早朝から散歩やジョギングをする人が多いから良い人に救われたらいいのになぁー と祈った。
箕面の山歩きをしていた頃、お寺の近くの森によく段ボールに容れられた幼い捨て猫や犬を見た。 せめて仏様の近くにと思うのか? すぐ行政に連絡をするものの、その小さな可愛い命を見ていると悲しくて涙が出た。
以前 既に結婚していた息子が自販機の下で泣いていたからと野良猫の小さな子猫を拾ってきたと言う。 既に家にはこれも捨て猫だが別にいたので家族は反対したそうだが、可哀想じゃないかと猛烈に抗議をしたのでやむなく飼うことにしたそうだ。 それから10余年を経て今では絶対なくてはならない大切な家族だと言う。
出会った小さな命との交わりはきっと神様からの贈り物に違いない。
モーニングコーヒーを飲みながら窓から公園の林を眺めつつ、朝方まで泣いていたあの子猫はきっと良い人に救われたと信じ、その幸せな生涯を祈った。
・飼う人は動物命 大切に
・捨てる前努力をしてよその命
・飼いたくも老い飼主は先に逝く
・動物の幼い命贈り物 頑爺
早朝の南公園から

