幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

変身!

2020年07月15日 | 夏・八十路の青春賦

7月15日(水)22/27℃ 

変身!

 自分は以前から全く変わらないのに、もし意図せずに言動や表情や外見が違ってきたらどうするか?  やがて周辺の人々から知人、友人、やがて家族まで対応が変わってきたらどうするだろうか?

 自分はそれまでの会社経営の心身ともに激務から引退した後、隠居生活に入ったものの生活環境の急激な変化もあり、とうとう鬱うつ状態になってしまった。  

 その後の10余年はまさに変化する自分に周辺が、親しい人たちが、やがて家族までが見る目や対応が違ってきて精神的に随分と追い詰められ辛かった。  

 当初より専門医のカウンセリングを受けやがて正常に戻っても、一度持たれた印象は元へは戻らなかった。

 今 全てを捨て自分の意思で環境を変え、やっとそれらの状態から解放されて自分を取り戻し、自分らしくあるがままの生活を一から始めたが、この新しい一年はまさに泥水から清流に戻された魚のように感謝と幸せの中で泳ぎ生き返った。

 フランツ・カフカ著「変身」を読んだときはショックだった。  主人公がある日 急に虫に「変身」していた。  

 本人も家族もビックリ・・ あれだけ家族の中心で働き、愛し愛されていた家族や両親までが徐々に遠ざかり、まさに虫けらのように扱われ傷付けられ、やがて埃だらけの荒れた汚い部屋の中で寂しく死んでいった。

 家族は庭に穴を掘り、やっと逝った厄介者(虫)を埋めた後はみんなが口笛を吹きながらピクニックへとでかけていった・・ で終わる話。

 意図せず「変身」してしまい人間関係に苦しむ人々は多いと聞く。  思い切ってそんな環境を変え、新しい自分らしい人生を取り戻してほしいもの。  

こんな爺ジイになっても自分の意思で人生をやり直せるよ。

・意図せずも変身した人 同じ人

・外見の変化で変わる人の眼は

・愛情も意図せず変わるものなのか

・自分らしく生きる権利を人は持つ 頑爺

南公園の台風で倒木した巨木と成木

 

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