親父の形見の蛇腹のカメラ。
戦後すぐに、祖父様が親父のために残しておいてくれた山(林)を
役場から引き揚げ者の開墾地に解放するから印鑑を持って来なさいと
通知があり、出かけていくと、50円くらいを渡された。
親父はうれしくて、以前から欲しかったカメラを42円で買ってしまった。
当時のカメラは高級品で趣味で持っている人はあまりいなかった。
私が小さかった頃や風景写真が沢山あったのだが、引越しのときから
見つかっていない、お袋がだいぶ捨てたらしい。
親父が死んでから形見として私が28年間使っていたが
娘がちゃんと見ていて狙っていた。
60年にもなるが、このカメラで撮った写真はとても綺麗だ。
カラーより白黒のほうが趣のある写真が撮れる。
「とうちゃん、あのカメラ頂戴」と言われれば
嫌と言えない、私です。
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