自分を支配するもの

自分を支配しているのは全て自分自身である。

アクセル全開で走り続けたサラリーマン人生。
一度リセットして、マイペースでゆっくり生きることの
素晴らしさを取り戻し、実感したいと願ってやってきましたが
それを実感できたのは、残念ながら現役を退いてからでした。
目の前にある何気ない日常の風景に目を止めることもなく
ただただ何の感慨もなくやり過ごしていた。
それが勿体ないことをした・・・と思える心のゆとりを
取り戻し、気付かせてくれたのも、現役を退いてからのこと。

“あぁ本当はこんな景色だったんだ！”

自分の能力（ペース）で走った方が良い。
他人に押されて走っても、それはただ走らされているだけ。
全てをやり過ごしているだけに過ぎない。
周りの景色を眺めるようなゆとりが欲しいですね。
残念ながら、そのことに気付かされたのも‘今’です。

僕は
毎日がノルマというストレス社会で生きていくことの意義？
楽しさを味わうことができなかった一人です。

それでも今日まで生きて来られたのは周りの支えがあってのことと
感謝しております。
何気ない風景に目を止めることができる心のゆとりと時間を
いただけることに感謝しております。

（楽しみと悲しみは今日と明日）