
大学病院に依存しきった市民病院「さざなみ病院」に、外科医の当麻(堤真一)が赴任してきた。
患者のことを第一に考え、オペも鮮やかな手際で対応する当麻。
そんな彼に第一外科医長の野本らは反発するが、その一方で看護師の浪子(夏川結衣)たちは仕事へのやる気を取り戻していく。
そんな中、市民病院の強化に努める市長(柄本明)が末期の肝硬変で倒れてしまう。
彼を救う手段は法で認められていない脳死肝移植のみ。
そこで当麻が下した決断は……。
[ 2010年6月5日公開 ] 鑑賞日・2010/06/05品川プリンスシネマ
作品 - 孤高のメス
監督 : 成島出
原作 : 大鐘稔彦
出演 :堤真一,夏川結衣,吉沢悠,中越典子,松重豊,成宮寛喜,矢島健一,平田満,余貴美子,
生瀬勝久,柄本明
評価:★★★★(★5つ満点)
コメント:医療現場には幸か不幸か、馬鹿な医者と優秀な医者が存在する。
どの社会にも言えることであるが、そういう現実の中でこの映画はまさに一人の医師の
ヒューマンドキュメントとして非常に良くできた映画です。
中でも臓器提供を決断した母親としての苦悩を演じた余貴美子の演技に感動し、涙が止まらなかった。
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