ようやく、夜になりました。🌠🌙
"夜"「問題集」
6.問題集
7.身体の中を流れる涙
8.ペルシャ
9. 一夜草(いちやそう)
10.India Goose
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
で歌われた曲たちです。
と言っても、これまでの「夜会」曲とは、少し違うような気がしてます。
前に書いたように、
アルバム「問題集」
は、「夜会」曲が半分あるのに、まとまっている印象が強いんです。
上手く表現できないんですが、私のイメージでは、1曲ずつが「夜会」から独立して聴ける曲なんです。
「夜会」を観てなくても、例え存在さえ知らなくても、わかる曲みたいな感じです。
強いて言えば、"普通のアルバム"。
「夜会VOL.17 2/2」の楽曲を収録した
アルバム「荒野より」
と比べると、わかっていただけるんじゃないでしょうか?
私は密かに、
アルバム「荒野より」
を、"一見さんお断りアルバム"と呼んでます。
「荒野より」(2011.11.16)
1.荒野より
2.バクです
3.BA-NA-NA
4.あばうとに行きます
5.鶺鴒(せきれい)🌙
6.彼と私と、 もう1人🌙
7.ばりほれとんぜ🌙
8.ギヴ・アンド・テイク🌙
9.旅人よ我に帰れ🌙
10.帰郷群🌙
11.走(そう)
🌙マークが、「夜会」曲です。
「2/2」(2011.11.19~12.19、2012.2.5~2.21)
を観る前に、「夜会」曲が入っているとも知らずに聴いて、随分驚かされました。
6.彼と私と、もう1人、
9.旅人よ我に帰れ、
10.帰郷群
は、特に「夜会 2/2」と密接に関わっていて、最初に聴いた時に面喰らってしまいました。
「旅人よ我に帰れ」と「帰郷群」は、アクセントとして、違う旋律が入るのではなく、全く別の曲が入ってくるという斬新なつくりで、「夜会 2/2」の一場面を再現した感じですよね。
最初に聴いた時は、チャレンジャーやなと思う反面、これだとみゆきさんを初めて聴く人には、キツいんじゃないかな?と心配になりました。
その印象が強いので、私の中では、
"一見さんお断りアルバム"なんです。
ただ、この2曲、「夜会」の盛り上がりを思い出せていいんですけどね。(^^)
特に、「旅人よ我に帰れ」は、
太く、力強いみゆきさんの声と、「2/2」のラストの絶唱のふたつを堪能できるので、よく聴くんですが。
そんな心配が「問題集」の収録曲では、全くおきなかったんです。
「夜会」予習で聴いたんですが、どの曲も独立した楽曲として、普通に聴くことができました。
それは、たぶん
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
全体に言えることかもしれません。
「アルカディア」を観ていて、歌が真っ直ぐ入ってくる感じがして、歌い手3人の歌唱力のスゴさからだろうと思っていたんですが、今振り返ると、1曲ずつの輪郭みたいなモノがハッキリしていて、聴きやすかったようにも思うんです。
耳に馴染み易い曲が多かったような気がします。
ストーリーも歌詞もメロディもわかりやすく感じました。
特に、「問題集」は、歌詞も
「アルカディア」から独立して聴ける曲だと思います。
誰しも、解けない「問題集」を持っていて、自分以外の「問題集」は簡単に解けそうな気がするのかもしれません。
月イチで、初めて聴いた時の感想を
"第一印象は、ノリがよい曲で、微妙に揺れる声が好きです。
アルバムとして聴いた時に、前後の曲(前の曲は「産声」です)とのバランスがどうなるのか、楽しみです。"
と書きました。
軽快なメロディだけど、アクの強い曲だなと思ったので、前後のバランスが心配だったんですが、
「産声」でも書いたように、"昼""夜"の表裏のような感覚で聴いたから、全く気になりませんでした。
B面1曲目の感覚ですね。
軽快なリズムに、賑やかなネオンサインの夜のはじまりを感じます。
故意と鼻にかけたような捻りのきいた声が微妙に揺らぐところに、酔わされます。
まず出だしの
『♪~カバンの中には~』
の歌声に振り向かされて、
『♪あなたの問題集は』の
『♪シュウは』
に惹かれ、
『♪答合わせには~』
の歌声に酔わされていく感じです。
その心地好い酩酊感が、3番の
『♪明日には わかるようになるかな~』
で、ほどよく弾けて、気持ちいい高揚感になるんです。
私には、聴けば聴くほど、歌声の酩酊感で気持ちよくなれる曲です。
いくら酔っても、泥酔もしないし、二日酔いもないし、アルコールに弱い私にはありがたい美酒ですね。(^^)v
歌詞では、
『♪イカれた女が急に答えても
誰も信じない~』
のところが、一番好きですね。
誰しも、自分の問題が一番高尚だと思ってますから、他人から簡単に答えを出されても、受け入れられないんでしょうね。
私の勝手な解釈では、
『イカれた女』の対で、
『偉い(と思ってる)人』や『賢い(と思ってる)人』なんかがいるのかな、と。
そういう人は特に、
『♪信じない~』んでしょうね。
ここからは、少し
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
のネタばれを書きます。
やはり、"夜"「問題集」は、「夜会」ネタを絡めた妄想になるので、5曲ともネタばれ付きになります。
で、「夜会」は終わりましたが、映像化まで何も知らずにいたい方は、唐突ですが、スミマセンここでありがとうございました、です。(^^)
では、以下は
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
ネタばれ付妄想でございます。
しかし、私は記憶力に重大な欠点があります。(T.T)
うろ覚え故に、間違ったことや、トンチンカンなことを書いたら、このバカモノと、お叱り下さい。(--;)
よろしくお願いいたします。(^^;
「アルカディア」では、「問題集」は2回歌われます。
第1幕第1場で、みゆきさんとあたるちゃんが、同じように演じながら歌います。
そして、第2幕第1場の開幕前にイントロが流れて、コーラス。
(「中島みゆき研究所」様で確認もしたので、間違ってないと思います(^^;)
まず、みゆきさんと同じように歌いながら芝居ができるあたるちゃんを観て、思わず心の中で、「ほ~」と歓声をあげました。
そして、デュエット部分では、やはり、声の相性は良いな~と思いながら、厚みのあるデュエットに嬉しくなっていました。(^o^)v
この曲で、この舞台は成功すると、勝手に確信してたのを思い出しました。
アルバムで聴いた時の酩酊感とは違う、二人の歌の迫力に酔っておりました。(^^)v
「アルカディア」での「問題集」は、そのものズバリ、みゆきさん演じる橋元人見と、あたるちゃん演じる豊洲天音の前世が絡んだ問題だと思います。
探しモノがみつからないから、橋の下を離れられない人見と、帰らぬママを待って離れられない天音。
人見の探しモノは、前世で別れた愛猫すあま(あたるちゃん)だろうし、天音の本当の待ち人は、前世の飼い主の人見(みゆきさん)だろう。
お互いが本当に探し求めているモノがすぐ近くにあって、お互いが答えを持っているっていう、せつなさがいいですね。
明るいけど、せつないですね。
そして、第2幕第1場のオープニングは、その問題にお互いが気づき始める伏線なのかな?、前世を思い出す前兆なのかな?と今は思ってます。
以上、「アルカディア」の「問題集」についてでした。
またまた、長々と書いてしまって、スミマセンm(__)m。
ここまで、お読み頂いた方、本当にありがとうございました。(^^)
では、また(^-^)
"夜"「問題集」
6.問題集
7.身体の中を流れる涙
8.ペルシャ
9. 一夜草(いちやそう)
10.India Goose
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
で歌われた曲たちです。
と言っても、これまでの「夜会」曲とは、少し違うような気がしてます。
前に書いたように、
アルバム「問題集」
は、「夜会」曲が半分あるのに、まとまっている印象が強いんです。
上手く表現できないんですが、私のイメージでは、1曲ずつが「夜会」から独立して聴ける曲なんです。
「夜会」を観てなくても、例え存在さえ知らなくても、わかる曲みたいな感じです。
強いて言えば、"普通のアルバム"。
「夜会VOL.17 2/2」の楽曲を収録した
アルバム「荒野より」
と比べると、わかっていただけるんじゃないでしょうか?
私は密かに、
アルバム「荒野より」
を、"一見さんお断りアルバム"と呼んでます。
「荒野より」(2011.11.16)
1.荒野より
2.バクです
3.BA-NA-NA
4.あばうとに行きます
5.鶺鴒(せきれい)🌙
6.彼と私と、 もう1人🌙
7.ばりほれとんぜ🌙
8.ギヴ・アンド・テイク🌙
9.旅人よ我に帰れ🌙
10.帰郷群🌙
11.走(そう)
🌙マークが、「夜会」曲です。
「2/2」(2011.11.19~12.19、2012.2.5~2.21)
を観る前に、「夜会」曲が入っているとも知らずに聴いて、随分驚かされました。
6.彼と私と、もう1人、
9.旅人よ我に帰れ、
10.帰郷群
は、特に「夜会 2/2」と密接に関わっていて、最初に聴いた時に面喰らってしまいました。
「旅人よ我に帰れ」と「帰郷群」は、アクセントとして、違う旋律が入るのではなく、全く別の曲が入ってくるという斬新なつくりで、「夜会 2/2」の一場面を再現した感じですよね。
最初に聴いた時は、チャレンジャーやなと思う反面、これだとみゆきさんを初めて聴く人には、キツいんじゃないかな?と心配になりました。
その印象が強いので、私の中では、
"一見さんお断りアルバム"なんです。
ただ、この2曲、「夜会」の盛り上がりを思い出せていいんですけどね。(^^)
特に、「旅人よ我に帰れ」は、
太く、力強いみゆきさんの声と、「2/2」のラストの絶唱のふたつを堪能できるので、よく聴くんですが。
そんな心配が「問題集」の収録曲では、全くおきなかったんです。
「夜会」予習で聴いたんですが、どの曲も独立した楽曲として、普通に聴くことができました。
それは、たぶん
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
全体に言えることかもしれません。
「アルカディア」を観ていて、歌が真っ直ぐ入ってくる感じがして、歌い手3人の歌唱力のスゴさからだろうと思っていたんですが、今振り返ると、1曲ずつの輪郭みたいなモノがハッキリしていて、聴きやすかったようにも思うんです。
耳に馴染み易い曲が多かったような気がします。
ストーリーも歌詞もメロディもわかりやすく感じました。
特に、「問題集」は、歌詞も
「アルカディア」から独立して聴ける曲だと思います。
誰しも、解けない「問題集」を持っていて、自分以外の「問題集」は簡単に解けそうな気がするのかもしれません。
月イチで、初めて聴いた時の感想を
"第一印象は、ノリがよい曲で、微妙に揺れる声が好きです。
アルバムとして聴いた時に、前後の曲(前の曲は「産声」です)とのバランスがどうなるのか、楽しみです。"
と書きました。
軽快なメロディだけど、アクの強い曲だなと思ったので、前後のバランスが心配だったんですが、
「産声」でも書いたように、"昼""夜"の表裏のような感覚で聴いたから、全く気になりませんでした。
B面1曲目の感覚ですね。
軽快なリズムに、賑やかなネオンサインの夜のはじまりを感じます。
故意と鼻にかけたような捻りのきいた声が微妙に揺らぐところに、酔わされます。
まず出だしの
『♪~カバンの中には~』
の歌声に振り向かされて、
『♪あなたの問題集は』の
『♪シュウは』
に惹かれ、
『♪答合わせには~』
の歌声に酔わされていく感じです。
その心地好い酩酊感が、3番の
『♪明日には わかるようになるかな~』
で、ほどよく弾けて、気持ちいい高揚感になるんです。
私には、聴けば聴くほど、歌声の酩酊感で気持ちよくなれる曲です。
いくら酔っても、泥酔もしないし、二日酔いもないし、アルコールに弱い私にはありがたい美酒ですね。(^^)v
歌詞では、
『♪イカれた女が急に答えても
誰も信じない~』
のところが、一番好きですね。
誰しも、自分の問題が一番高尚だと思ってますから、他人から簡単に答えを出されても、受け入れられないんでしょうね。
私の勝手な解釈では、
『イカれた女』の対で、
『偉い(と思ってる)人』や『賢い(と思ってる)人』なんかがいるのかな、と。
そういう人は特に、
『♪信じない~』んでしょうね。
ここからは、少し
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
のネタばれを書きます。
やはり、"夜"「問題集」は、「夜会」ネタを絡めた妄想になるので、5曲ともネタばれ付きになります。
で、「夜会」は終わりましたが、映像化まで何も知らずにいたい方は、唐突ですが、スミマセンここでありがとうございました、です。(^^)
では、以下は
「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」
ネタばれ付妄想でございます。
しかし、私は記憶力に重大な欠点があります。(T.T)
うろ覚え故に、間違ったことや、トンチンカンなことを書いたら、このバカモノと、お叱り下さい。(--;)
よろしくお願いいたします。(^^;
「アルカディア」では、「問題集」は2回歌われます。
第1幕第1場で、みゆきさんとあたるちゃんが、同じように演じながら歌います。
そして、第2幕第1場の開幕前にイントロが流れて、コーラス。
(「中島みゆき研究所」様で確認もしたので、間違ってないと思います(^^;)
まず、みゆきさんと同じように歌いながら芝居ができるあたるちゃんを観て、思わず心の中で、「ほ~」と歓声をあげました。
そして、デュエット部分では、やはり、声の相性は良いな~と思いながら、厚みのあるデュエットに嬉しくなっていました。(^o^)v
この曲で、この舞台は成功すると、勝手に確信してたのを思い出しました。
アルバムで聴いた時の酩酊感とは違う、二人の歌の迫力に酔っておりました。(^^)v
「アルカディア」での「問題集」は、そのものズバリ、みゆきさん演じる橋元人見と、あたるちゃん演じる豊洲天音の前世が絡んだ問題だと思います。
探しモノがみつからないから、橋の下を離れられない人見と、帰らぬママを待って離れられない天音。
人見の探しモノは、前世で別れた愛猫すあま(あたるちゃん)だろうし、天音の本当の待ち人は、前世の飼い主の人見(みゆきさん)だろう。
お互いが本当に探し求めているモノがすぐ近くにあって、お互いが答えを持っているっていう、せつなさがいいですね。
明るいけど、せつないですね。
そして、第2幕第1場のオープニングは、その問題にお互いが気づき始める伏線なのかな?、前世を思い出す前兆なのかな?と今は思ってます。
以上、「アルカディア」の「問題集」についてでした。
またまた、長々と書いてしまって、スミマセンm(__)m。
ここまで、お読み頂いた方、本当にありがとうございました。(^^)
では、また(^-^)