JASRACの特権

今こそ、JASRACの特権を行使する時！

と、いうわけで、

“NHK深夜便のうた”

『島より』　工藤静香

作詞　中島みゆき

作曲　中島みゆき

ｱﾚﾝｼﾞ　瀬尾一三

１.

私たちが暮らした　あの窓からは見えなかった

星の渦が　騒いでいます

浴びるような星の中　心細さも

戻りたさも涙も　溶けてゆきます

私じゃなかっただけのことね

初めての国で習わしを覚え

たぶん忙しく生きてゆけるでしょう

島よりとだけしか明かさぬ文(ふみ)は

それゆえ明かすでしょう　心の綾(あや)を

島よりとだけしか明かさぬ文は

それゆえ明かすでしょう　心の綾を

２.

なるようになるものね　恋人たちは

遠回りしてもなお　宿命ならば

私じゃなかっただけのことね

島では誰でも　子供に戻れる

夢を持つ前の　子供に戻れる

島よりとだけしか明かさぬ文は

それゆえ明かすでしょう　心の綾を

３.

誰にでも優しいのは　およしなさいと

伝えてよ南風　はるかな人へ

島よりとだけしか明かさぬ文は

それゆえ明かすでしょう　心の綾を

島よりとだけしか明かさぬ文は

それゆえ明かすでしょう　心の綾を

以上、「ラジオ深夜便」１２月号に掲載されていた『島より』の歌詞です。

工藤静香さんのメッセージも載っています。

“詞には小説を読んでいるような、受け止める側が自由に描ける世界観を観じました。

大恋愛をした過去を思っているような、異国に居れど、思いはまだもとの場所にあるような……。

そして曲には、悲しくても、つらくても、傷ついても、温かく優しいオレンジ色の光に穏やかに包まれているような、そんな感想を持ちました”

(一部抜粋)

実際の歌は、ラジオ深夜便以外では、

You Tube　

工藤静香-PONY CANYON-　島より

で聴けます。

曲を聴いて、

“ああ、みゆきさんだ〜”って思って、泣きたくなりました。

物悲しく、せつなくて、でも温かく、ゆったり流れる河のような気持良さがある、それが私の第一印象です。

曲だけでなく、詞でも

♪戻りたさも涙も　溶けてゆきます

♪たぶん忙しく生きてゆけるでしょう

の

“『いく』でなく『ゆく』。

やっぱり、みゆきさんだ〜”と、言葉を噛み締めたり。（笑）

とにかく、みゆきさんの新曲を堪能させていただきました。

工藤静香さんに、感謝です。

メッセージにもあった

“悲しくても、つらくても、傷ついても、温かく優しいオレンジ色の光に穏やかに包まれているような”

イメージを伝えようと大事に歌われているように思えましたよ。

そんな工藤さんの歌声は、ゆったりとじんわりと温かく響いてきます。

南風のように。

曲と歌声が胸にじんわりと沁みてきて、今までの工藤さんで一番合ってると思えたし、一番好きですね。

みゆきさんがどういう風に歌われるか、ものすごく楽しみです。

色々と凹むことも多い今日この頃なのですが、歳の終わりに、本当にステキなプレゼントをありがとうございます。(^^)

ああ、エンドレスで聴いてしまう。（笑）

お読みいただき、ありがとうございました。✧◝(⁰▿⁰)◜✧

では、また。^_^