身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

ベッドルーム

2014-06-18 00:02:27 | 独り言&みゆきさん
『 ♪寝心地は最低 居心地は最高
♪心の中のベッドルーム』
(「ベッドルーム」常夜灯)

"泣いてもいいんだよ、父の日ver.MV "で、雰囲気を戻したのに、また個人的なことを書いてしまいます、スミマセンm(__)m。

この曲は、「友情」(臨月)以来、最も胸に突き刺さり、えぐられた曲です。

"みゆきさんの言葉選び"で、書こうと思ったこともあったんですが、書こうとすると、自分の心の醜さ、卑しさを晒さなければいけないんで、やめたんです。

それに、父の病院に通ってる時は、生々し過ぎて。

『♪粗略に扱ってかまわない人間が
♪ないがしろに扱ってかまわない人間が
♪あなたの国にはまさか
いないですね(いないですね)』
つい邪険に接してしまう私を突き刺す、みゆきさんの声。

『♪しゃがみ込む子供を
親は叱りとばし
♪しゃがみ込む親を
子は叱りとばす
♪叱らないでと
うなされ続けている(続けている)
♪覚えない子供を
親は怒鳴りつけ
♪覚えない親を
子は怒鳴りつける
♪怒鳴らないでと
うなされ続けている(続けている)』
意思が通じない苛立ちに、声を荒げる私を戒める、みゆきさんの声。

『♪あなたが鎧戸を固く閉めきる闇は
♪あなたがあなたの中の鎧戸を開け放ってしまう闇だ』
誰にも見せない心の闇を直視させる、みゆきさんの声。

少し突き放すような、抑えた歌声が、私の"後ろめたさ"を糾弾するように響くのです。

いやぁ~、個人的に凄くイタイ曲です。

父が亡くなった今、後ろめたさと後悔が悲しみを呑み込んでいく。

純粋に悲しめない情けなさ。

逃れられない罪悪感。

今は、それらの負の感情を受けとめて、向き合っていかなければならないと、ある意味開き直っています。

そんな今この曲を聴くと、糾弾されていると思った歌声が、違う響きをもってきたんです。

みゆきさんの控えめな唸りが、凄く暖かく聴こえてくるんです。

突き放すように、ぶっきらぼうに聴こえていた歌声が、細かい表情をもっていて、どことなく苦笑するように、自嘲気味に歌っているように聴こえてくるんです。

みゆきさんも、自身の闇と対峙して、そんな自分を苦笑いしながら叱咤してる、そんな風に聴こえてきたんですね。

自分に向けられた刃のように感じてた時は、罪悪感から逃れたい自分しか見えてなかったんでしょうね。

みゆきさんの曲は、聴く側の状況で変化する、それを実感しました。

まあ、私の聴き方が悪かったのかもしれませんが、、、

『♪誰にも見られていないベッドルームは
♪あなたにあなたが見えるベッドルームだ』

自分自身から目をそむけない、自分の醜さを自覚する、そんな自分を見捨てない。

何か、バカな繰り言を長々と書いてしまい、スミマセンm(__)m。

もし、読んで下さった方がいらっしゃたら、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)












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