春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

多肉、蒸し暑さの中、開花

2018-08-03 | 多肉植物

今年の夏の暑さは異常なほど高温です。蒸し暑さを嫌う
多肉の仲間たちは一番の対策は通風が絶対条件、潅水は種類ごとに行う、どんなに暑くても育て方次第で、花も咲かせるし
綺麗な形を夏でも維持できます。


ユーホルビア属の孔雀丸が株の中心から沢山の花を咲かせてます。
年に数回、咲きます。同じくユーフォルビアのオベサも肌の美しさを増して、再び花茎を上げ始めます。
潅水は適度に土を見て判断、通風はできない場所では、小さな扇風機を回すと効果絶大。


孔雀丸




オベサ




色艶を増す、アガベ属のスーパークラウン。 





8月の中旬に多肉の会社の発注品のセダムやエケベリアを管理して
植え込んでた多肉を引き渡す。 多少なり伸び上がってるのもありますが、社長からOKが出ました。
 



エケベリアは真夏の時期には注意が必要です。屋外の風通しのよい場所
が最適で、家の中に入れての管理は、通風を行うことで蒸れることを極力抑えることがこの時期大切です。
葉の腐り、葉先の変色などなどが出て、株が台無しになります。








セダムは名札をつけ、すぐに発注です。













カヤの巨樹 32 静岡稲取

2018-08-03 | 巨樹
静岡県賀茂郡伊豆町稲取の済広寺の参道脇に
樹齢700年、樹高18m、幹周り、実測地5.26mのカヤの巨樹が鎮座してます。
カヤは特に神社やお寺に植栽されて巨木になる姿を多く見てきましたが、これには理由があります。
カヤは常緑で葉に刺が在り、厄除けになることから、古くから親しまれ各地の正月、節分、盆などの行事に登場する
大切な樹木なのです。

伊豆の稲取駅から歩いて数分、いまやお寺様の名称より、カヤの寺として有名になりパワースポットの寺として
多くの若い女子の方々が訪れます。 これが今の時代の流れなのです。






注連縄を巻かれ、枝垂れ紙を垂らし邪悪なものを一切寄せ付けない、
済広寺の御神木として崇められてます。





          




前に来たときより参道も綺麗になり,本堂も様変わりしたような
感じを受けました。今やお寺様や神社仏閣も人が来るのを待ち構えてては人は来ません。巨樹を多く見てきましたが
その巨樹を寺の宣伝に前面に出す、今やこの様な時代なのです。5月の撮影です。